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「大輝さん、あの…何この腕は」
『ん？ダメ？』
ダメ？なんていい大人が言うなんて、と思ったけど
そのふんわりした声に思わず許したくなる。
…なる、けど！
「だめ、かなあ」
『冗談だよ、かなあって曖昧だな笑』
ふわ、といとも簡単に離れた手に。
何故か感じる寂しさには気付かないフリをした。
『…ごめん、起こすつもりが俺も寝てたわ、
こんな時間だけど、どうする？』
寝起きの、コンタクトを付けていない大輝が、
ぼーっとこちらを見てそんな風に言って。
『任せるよ』
なんて言った大輝が、冷蔵庫からペットボトルを取り出して
私に一本、それを差し出した。
任せるよ、なんて。そんなのめちゃめちゃ困る。
だけど、
「…帰るのは、めんどくさい」
『そう言うと思った！笑』
あはは、と笑った大輝に少しほっとした。
『シャワー入る？』
「あ、うん」
『タオルとか用意しとくよ、』
「あ、ありがと」
パタン、と閉じ込められたバスルーム。
深夜2時すぎに浴びるお湯は熱く感じた。
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あかり(プロフ) - 。さん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！励みになります。これからも最後までお付き合いください◎ (2017年10月25日 8時) (
レス) id: 7a52df4d5b (このIDを非表示/違反報告)
。 - すごく凄く面白くて表現がとても綺麗で読んでいてきゅんって、できるような作品でとても好きです。 (2017年10月25日 0時) (レス) id: ff129d1410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月24日 0時
