イケメン彼氏と甘い日常【はじめしゃちょー】

海と空には ページ29

貴女side



あれからはじめくんとは何も話さないまま








車のなかはよく二人で聞いてた曲が静かに流れているだけ








は｢ついた｣




下を向いていた私ははじめくんの言葉で前を向いた









そこには、、









あ｢海だ、、｣




大きな海が見えた








は｢いこっか｣




はじめくんが車を降りたのみて私もおりた









外に出てみると車の中とは違う夜の海が見えた





空には星がキラキラと輝いていた









あ｢きれ、、｣


は｢だね｣





海にと空に見とれているとはじめくんの視線に気づいた









はじめくんの方を向くと





すごく優しい笑顔をしていた









でもどこか寂しそうで、悲しそうで




言葉が出ない









は｢俺さ、｣



私の目を見てゆっくり話はじめるはじめくん









は｢俺、本当に楽しかった、


今までにないくらい幸せで、


俺の中には今もこれからもAしかいない


普通さ、ドラマとかってここでAに嫌われる事言って綺麗に別れるんだと思う


俺もそれがいいと思ってた


でも、、｣









涙を目に溜めながら話すはじめくんに









私は静かに聞くしかできなかった





...

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