イケメン彼氏と甘い日常【はじめしゃちょー】

お願い ページ28

貴女side




はじめくんとの水族館デートは楽しすぎて時間の事なんて全く忘れてた








は｢もう、こんな時間だ｣








時計を見るともう6時




これが最後のデートって訳じゃないのに









は｢、、、｣




ち、違うよね？









はじめくんの時々見せる切ない顔には気づいていたけど









ただの私の気のせいだよね？









は｢この後、どーする？｣




この後、、






あたし達はどーなるんだろ









あ｢お、お腹すいちゃった！｣


は｢そっか、じゃあどっか食べに行こっか｣









そう言って


当たり前のように手を出してくるはじめくんに少しホッとした









その後の食事も何事もなく楽しく終わった









あ｢美味しかったー！｣


は｢だねー！｣


あ｢また、来ようね？｣









そう言ったら

はじめくんはにっこり笑って車に向かっていった







その行動で一気に不安になった









私も車に戻ってはじめくんを見ると複雑な顔をしていた








もう、はじめくんが何を考えてるのか分かんない









あ｢はじめくは｢A｣


あ｢な、なに？｣


は｢ちょっと、時間ある？｣









なぜだろ、




本当はもっと一緒にいたいのに









行っちゃダメな気がする









は｢お願い｣




でも、









あ｢うん｣





この言葉をずっと後悔するなんて









今はまだ気づかない


…

海と空には→←王子様

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す