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「それじゃ！バイバイ！」
「あっ！」
みんなが困惑している中、エイジさんによって強引に動画が締められた。
「どういうことよ！」
カメラを切り出したエイジさんへ食い気味で言ったツリメさんに、エイジさんはんふふと笑って、
「嘘だよ。その方が盛り上がるじゃん笑」
と言うものだから、冗談だったのか。とほっとした。
お互いに視聴者さんだっている訳だし、2人で歩いていようものなら大問題になる。
YouTuber同士のカップルというのは、視聴者さんが思ってる以上に大変なのだ。
芸能界とは違い、視聴者さんとの距離も近く、その分叩かれることも多い。
匂わせなんてしようものなら、それはもう大炎上確定。
エイジさんの少しおちゃらけた雰囲気だから、やっても許されるのかもしれない。
これもまた、視聴者さんからも一人間として愛されているからなんだろうな…と思ったら、アバンティーズの皆さんをとても尊敬した。
動画の撮影を終えたところ、リクヲさんに「お風呂入る？」と聞かれた。
「あ、いいんですか？」
「うん。一番風呂いいよ」
そうだ、お泊まりするんだった…と思い出した。忘れていたのだ。
でも、この人たちは下心溢れるような人ではないんだとよく分かったので、最初は抵抗があったものも、今はお言葉に甘えて。と言った気持ちになった。
広くて綺麗なお風呂。
男の人四人でここまで綺麗にお掃除してるって凄いな。清潔感溢れてる。
シャンプーも何個か用意されていて、こだわりがあるのかもしれない。
私と同じシャンプーが置いてあったので、「女の子みたい…」と思いながら、それをプッシュした。
そして、シャワーを軽く浴びて、急いで荷物に詰めてきたパジャマに着替えて脱衣所を出ると、エイジさんとぶつかりそうになる。
「おっごめん」
「ごめんなさい」
「ん？」
タオルドライしながらリビングに向かおうとすると、「ちょいちょい」とエイジさんに手招きされた。
「わっ」
そのまま、抱きしめるように、エイジさんは私の頭に顔を近づけて「あー」と言う。
不覚にもドキドキしてしまった。
「これ、俺のシャンプー」
「えっそうなの」
「ん？」
「私もいつも使ってるから選んだの」
「まじか、なんか萌える」
「萌える…」
萌えるとはどんな感情なのか分からないけど、エイジさんの顔が心做しか嬉しそうな気がしたから、「私も萌える」ととりあえず返事をしておいた。
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02番(プロフ) - Almaさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 23e627fa3b (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - めっちゃ良いです！！大好きです！！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 1946b84f54 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - こうめさん» 光栄過ぎます……ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 私、このお話すごい好きです、、今読んでいる中で一番です（ ; ; ）更新楽しみにしています。頑張ってください！！ (2019年3月28日 4時) (レス) id: b5712753e7 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - Le mont saint michelさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：02番 | 作成日時：2019年3月9日 17時
