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昨日の夜、SNSを更新したあと気づいたら寝ていたみたいで、重たい身体をゆっくりと起こした。
ケータイで時刻を確認するも、まだ7時で、まだ寝られるじゃん…とも思ったけど、今日ここに泊まらせてくれたみんなに朝ご飯を作ろうと立ち上がった。
リビングに行くと、すでにそらちぃさんが起きていた。
「あれ、おはようございます。早いですね」
「んー今日はたまたま笑」
「そうなんですね笑」
人懐っこい笑顔の割にとても腰が低いそらちぃさんに勝手に親近感が湧いていた。
少しやんちゃそうな見た目とのギャップに、こういう人がモテるんだろうな。と思いながら口を開く。
「あの、お礼と言っちゃなんですけど、朝ごはん作っていいですか？」
「え、いいんですか逆に！」
「はい、もちろん」
「お礼というか無理矢理来させたのが悪いのに…ありがとうございます笑」
「嬉しいな」と言いながらそらちぃさんは、冷蔵庫から朝ごはんに使えそうな食材をゴソゴソと取り出しながら
「敬語やめましょうよ、俺ら同い年なんだし」
そう言った。
「そらちぃさんもなんか変じゃない？笑」
「んーじゃあ、そらくん笑」
「あーいいっすね笑」
そらくん…
なんだかクラスメイトを呼ぶみたいな気分になった。
急に距離が縮まった気分。
「俺はAちゃんでいい？」
「うん」
「よし、なんか手伝うよAちゃん」
なんか、女の子慣れを感じる！と警戒するも、やっぱりそんなに嫌ではなくて「ありがとう」とニコニコして答えてしまう私。
アバンティーズファンの皆さんにごめんなさいと思うばかり。
そらくんは、料理をたまにするらしく、とても手際が良かった。
あっという間に完成した料理を机の上に並べていると、そらくんに、「ねー」と話しかけられる。
「エイジがあんなに女の子に仲良くしようとするところ初めて見たんだよ、俺」
不意打ちのエイジさんというワードに、少し動揺してしまった。
なぜだかわからないけど。
「小豆ちゃんも言ってた笑」
「そー。もう聞いてると思うけど、ずっと前からAちゃんの動画見てたんだよねエイジ」
「動画の内容が内容だから笑」
「まあそうだけど笑 なんか人間的に惹かれるみたいだよAちゃんに」
「…そうなんだ」
人間的に惹かれる。
私だってそうだ。
一人の男の人とかそういう以前にエイジさんには、人間的に惹かれる何かを感じている。
「…なんか、お互い様だな」
思わず嬉しさを隠しきれずに笑って答えた。
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02番(プロフ) - Almaさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2019年4月1日 21時) (
レス) id: 23e627fa3b (このIDを非表示/違反報告)
Alma(プロフ) - めっちゃ良いです！！大好きです！！ (2019年3月31日 11時) (レス) id: 1946b84f54 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - こうめさん» 光栄過ぎます……ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月29日 8時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
こうめ(プロフ) - 私、このお話すごい好きです、、今読んでいる中で一番です（ ; ; ）更新楽しみにしています。頑張ってください！！ (2019年3月28日 4時) (レス) id: b5712753e7 (このIDを非表示/違反報告)
02番(プロフ) - Le mont saint michelさん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！ (2019年3月27日 18時) (レス) id: 71e1527443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：02番 | 作成日時：2019年3月9日 17時
