no.39 ページ3
A(うぅ…)
はぁ…授業中もみんなの視線が痛い…。
A(なんでこんな事に…私何かしたっけ？…)
私は皆の視線に耐えながら何とか昼まで堪えた。
☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.
＊昼＊
A(やっと昼だ！！…と言っても一緒にお昼を食べる相手がいない…ぼっち飯か…)
私は一人とぼとぼ屋上へ向かおうとした。
すると廊下の提示版に目を見張るような内容が書かれていた。
《2年B組 美作A 野坂悠馬に涙の告白！！》
A「…！？！？！？」
えっ…え…え！？
どうゆうこと！？涙の告白⁈
そんなのしてない！！間違いなのに…。
愛「私見ちゃったんだよね〜」
愛の大きな声が耳元を過ぎった。
そして愛にともない、るり子や由紀、周りの女子までもがその話題に食いつく。
るり子「マジでぇ！？ww」
由紀「“あの”Aがぁ⁈」
女子「ありえないんすけどぉww」
愛「でも私は確かにこの目で見たんだよね〜」
そんな会話を聞いてたらだんだんムカムカしてきて、思わず口を挟んでしまった。
A「ちがう！！」
由紀「あっ！！涙の告白の当事者さんだぁ〜」
るり子「告白の時の気持ちを一言どうぞ〜ww」
A「ちっ違う…私はそんなことしてない…」
私は震える手を握りしめて精一杯言った。
…でも愛には逆効果で逆に私をからかった。
愛「でも〜 私は見たんだよね〜 大晦日の夜にAが野坂くんに告白してるところ！！
その後泣いてたよね〜 かわいそ〜ww」
るり子「マジかww振られるとか草じゃんww」
由紀「そもそもAが野坂くんに告白するとか、ありえないわ〜」
るり子「スクールカーストの差が…ねぇ？ww」
女子「同感でーすww」
A「ちが…」
愛「まだ否定する気？」
愛は私をギロっと睨んだ。
A「っ…」
るり子「あーあ お昼の時間無駄にしちゃった〜」
由紀「早く“Aなんか”に構わないで行こうよ〜」
愛「野坂くんと一星くんも誘おうよ〜♡」
女子「さんせーい！！」
そして愛達は何事もなかったかのように去ろうとした。
ﾄﾞﾝｯ
A「あっ…」
愛は私にぶつかり私のお弁当箱の中身がばらばらと床へとこぼれ落ちた。
愛「もう食べれないねww」
愛は最後に私の耳元で呟き野坂くんのいる教室へと向かっていった。
A(また…あんな風になっちゃうのかな？)
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吹雪士郎 - 楽しく見させてもらっています。僕はこの作品が好きです。更新楽しみにしています。 (2020年5月17日 17時) (
レス) id: 2920096cab (このIDを非表示/違反報告)
桜夢亜羅 - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 遅れてすいません（汗）ありがとうございます！！これから野坂くんと一星くんと夢主ちゃんの関係が大きく進展するのでご期待ください！！ (2020年1月18日 18時) (レス) id: 14e386f460 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 今回はシリアス多めと書いてあったので楽しみです！(シリアス大好き← もちろん！恋愛要素も大好きです←) (2020年1月16日 0時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 夢亜羅 | 作成日時：2020年1月15日 19時
