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歓迎会 - 15 ページ47
？？「わりー、遅れちまった」
ドアから現れた男の顔を見てみんなが固まる。
？？「今日はやけに道に迷ってな」
聞きなれた台詞にAの顔がぱっと明るい笑顔を見せる。
バッ
男に向かって勢いよくジャンプした。
「本物のディーノ兄だあー！」
事情を知らないディーノはよくわからないままにAを受け止めようと手を広げる。
ディ「おわっ！？」
どてーん！
モッズコートがふわりと広がり抱えていた大きな荷物の中身をぶちまけた。
ディ「いてて…… 大丈夫か？」
ディーノは胸の上の頭を優しく撫でる。
Aはこの場所が大好きだった。
目を細める姿はツナ達の目にも今日一番嬉しそうに見える。
リボ「主役の意思を尊重して、100点」
ディ「なっ！？ これで終わりかよ！！
せっかくいろいろ用意してきたのに…」
複雑な気持ちのディーノを他所に、キャバッローネファミリーにはパイナップル1年分が送られたらしい。
【END】
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作者名：波紋セラーノ | 作成日時：2020年4月26日 16時
