164話 ページ24
「白ひげ海賊団は今日を持って解散する」
「「「！？！！！」」」
ある日、白ひげから告げられた衝撃の言葉。
「「「オヤジィ！！」」」
「思った以上にガタが来ちまったみてぇでな」
「そんなっ」
「嘘だろオヤジ！？」
白ひげの言葉に反対するクルーたち。
やっといつも通りの日常に戻れる。
皆、そう思っていたのに。
「おれももう年だ。モビーも燃えて無くなった。これ以上、この海で航海はできない」
「でも！」
「そうだぜオヤジ！！」
「新しい時代が来る。おれみてぇな時代の残党はいらねえ。グララララ……。これからは若い世代の時代だ」
エースやA、そして麦わら。
若い世代の時代。
年寄りがいつまでものさぼるのはもう終わり。
「本気なの？オヤジ」
「あァ」
「………」
「おれの…せいか？」
「エース」
「おれが捕まったりなんかしなかったら、オヤジは…オヤジは！！」
ギリッ…！
と歯をくいしばるエース。
そんなエースの頭に、ぽんっ、と手を乗せる白ひげ。
「エース。おめえのせいじゃねェよ」
「だけど！！」
「グララララ……うぬぼれてんじゃねえぞハナタレ小僧が。どちらにせよ、おれはこの一件で退くつもりだったんだ」
「………」
「これからこの海は荒れる。おれはティーチというどうしようもねえバカ息子を海に解き放っちまった責任がある。荒れる海から弱いやつを守ってやれるのは、だれだ？」
白ひげの恩恵を受ける島は数多くある。
魚人島しかり、小さな島々しかり。
正義を掲げる海軍でさえ、小さな島々まで手を差し伸べることは不可能。
無法者の海賊に荒らされ、めちゃくちゃにされた島はごまんとある。
白ひげの旗はそれだけ重要なのだ。
「オヤジ！おれたちは一生オヤジについていくぜ！！だから！！」
「そうだそうだ！！オヤジが島を守れっていうなら、おれたちは」
「解散したって、おれたちはおれたちの意思でオヤジについていく！！」
「それが家族ってもんだろう！？オヤジィ！！」
「グララララ……この聞き分けのねえバカ息子共が。勝手にしやがれ」
「「「おおーーーっ！！！」」」
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ユーラ - どうか、更新してください！！マルコのかっこよさ見せてください (2022年10月8日 15時) (
レス) @page38 id: 26699e7081 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 見ててすごーく面白いです！！！！更新待ってます！！ (2020年10月18日 9時) (レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
泡 - 更新停止していても待ってます！頑張ってください！ (2020年3月21日 19時) (レス) id: 78904f56ea (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 見てて面白いです！これからも頑張ってください！ (2019年8月18日 16時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
柊.(プロフ) - 初めまして。このシリーズ好きで更新されたのを見てすぐ飛んできました、来週のONE PIECEが待ち遠しくてウズウズしてます（笑）更新頑張って下さい！楽しみに気長に待ってます。 (2019年6月19日 0時) (レス) id: c4e754f3c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんだ (旧 國子)
| 作成日時：2018年12月10日 20時
