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#8 ページ8

ダーマside
ウオタミさんたちを巻き、Aを追ってAの家に行く。

インターホンを押すと、モトキが出てきた。

モトキ「ごめん。ダーマ、ちょっといいかな?」
ダーマ「お、おう…」

誰もいない別の部屋に移る。

モトキ「Aから聞いたよ。ウオタミさんに会ったんだってね。」
ダーマ「ああ…」
モトキ「Aのこと、ダーマは好きなのに、なんで嘘ついたの?いくら、変な噂を流されたくないからって、嘘をつくのは良くないよ」

低い声で淡々と話すモトキ。

モトキ「Aはふざけてるように見えるけど、ダーマのこと本気で好きみたいだから。」

Aに申し訳ない気持ちと、後悔する気持ちとで、俺が黙っているとモトキは、

モトキ「もし、そのままAに何もしないんだったら、その内俺が取っちゃうからね。」

と、モトキは笑う。

ーーーーーーーーー
そして、俺はAのいる部屋に行く。

ドアをノックして、

ダーマ「…A?ダーマです。ちょっと話がしたいんだけど…」

静かな廊下に少し響く声。

少し間を空けてから、Aは

『部屋…入っていいよ』

と、言ってくれた。

そして、俺はAの部屋に入る。

『今日…先帰っちゃってごめんね…ダーマに迷惑かけちゃった…』

少し涙目で、悲しそうな声音で話すA。

ダーマ「…俺も、なんとも思ってない、なんて言って傷つけてごめん。」

ダーマ「なんとも思ってないなんて、嘘だから。」

なんだか照れ臭くて、顔が熱い。

すると、俺のことをAは全力で抱きしめてきた。

ダーマ「な、なななな何してんの!?!?」
『ダーマ様大好きだ〜!!!』
ダーマ「…苦しい。離して」
『んー…もうちょっと』

ダーマ「ていうか、それお前がすることじゃない。」

と、俺はAを押し倒す。

するとAはみるみる顔が真っ赤になっていく。

ダーマ「今は、ウオタミさんじゃなくて、Aの「ダーマ様」だけど?」
『え、えと……』
ダーマ「ほら。何してほしい?」

俺はAの頰に触れる。


コンコン ここでドアのノックが鳴る。

モトキ「A、ダーマ。今大丈夫?」

悪すぎるタイミングで来たモトキに焦り、急いで俺たちは離れる。

そして、モトキは部屋に入ってきた。

モトキ「二人とも、仲直りした?」
『う、うん!ダーマ様への愛を確かめた時間でしたわ。』
モトキ「そう。なら良かった。」

まだ、俺の鼓動は早かった。

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作品ジャンル:ラブコメ
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カオル(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます〜!期待に添えられるようにがんばります! (2018年9月15日 7時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - ダぁーマ様ァァァ!カッコよすぎだぁぁ。。この小説大好きですーー。これからも頑張ってくださいー。応援してますぅーー!!! (2018年9月14日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - さやなさん» 最高とは…!嬉しいです!ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - マカロンさん» ダーマくんメインの作品少ないですよねぇ…気に入ってもらえたようで何よりです(*^^*) ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
さやな - ダーマ様の作品…最高です。 (2018年9月9日 22時) (レス) id: 55707333eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カオル | 作成日時:2018年3月10日 21時

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