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Aside
ダーマ様に土下座して、泣き叫んでお願いしたら、「一緒に出かけてあげる」と言ってくれた。
ダーマ様大好き。
そして、家から出ると家の前でダーマが待ってくれていた。
『ダーマ様ぁぁぁ!!私としたことが、この危険な外でダーマ様を待たせるなんて、いつダーマ様が拐われるか、分からないというのに…!』
ダーマ「いいから。行こ」
そして、ダーマは歩き始めた。
ダーマ「あと、はい。」
と、ダーマは手を差し出した。
『え…っとダーマ?』
ダーマ「1人にしたらまたお前変な男に連れて行かれそうだから。手、握って。」
そして、私はダーマと手を繋いで歩き始めた。
もう、手洗えない…っ←
それから、ダーマの好きなゲームのお店だとか、私の好きな雑貨屋さんとか、色々なところを回った。
すると、5人組の女の子たちが驚いた顔をしながら、こっちに来た。
「あの…Fischer'sのダーマくんですか?」
きっとウオタミさんだろう。
ダーマ「え、そうですけど…」
「キャーッ!私Fischer's大好きです!」
「写真撮ってください!」
「サインちょうだい!!」
ダーマは5人の女の子たちに騒がれて困っている。
「ダーマ〜その女の子誰?」
1人の女の子は私の存在に気づいたみたいで、私のことをダーマに聞いている。
「彼女?」
ダーマ「彼女じゃない。ただの幼馴染だし、俺もなんとも思っていない。」
ダーマは女の子たちにキッパリとそう説明した。
「なんとも思ってない」その言葉を聞いて、なぜか胸が痛んだ気がした。
なんだか悔しくて、悲しくて、ここにいたら涙をこぼしそうだから私は、
『…ダーマ、私先帰ってるね…っ』
ダーマ「え…おいA!!」
ダーマの言葉なんて聞かずに私は走る。
フィッシャーズのメンバーには合鍵を渡してあるから私の家にはだいたい誰かがいる。
今日はモトキとシルク。
シルク「ん?A今日は帰ってくるのいつもより早いな。」
モトキ「おかえり〜…ってあれ?ダーマは?」
そんな2人の声を無視して誰もいない私の部屋に閉じこもった。
なんで、悲しいと思ったのだろう。
ダーマは私1人のものじゃないし、フィッシャーズが人気なのは私もちゃんと知ってるのに。
でも、私がダーマのことをいくら大好きでも、ダーマは迷惑としから思ってなかったと思うと悲しくて。
誰にも聞こえないように、
「悲しい」なんて感情を消すように、
私は声を殺して泣いた。
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カオル(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます〜!期待に添えられるようにがんばります! (2018年9月15日 7時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - ダぁーマ様ァァァ!カッコよすぎだぁぁ。。この小説大好きですーー。これからも頑張ってくださいー。応援してますぅーー!!! (2018年9月14日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - さやなさん» 最高とは…!嬉しいです!ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - マカロンさん» ダーマくんメインの作品少ないですよねぇ…気に入ってもらえたようで何よりです(*^^*) ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
さやな - ダーマ様の作品…最高です。 (2018年9月9日 22時) (レス) id: 55707333eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カオル | 作成日時:2018年3月10日 21時