検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:29,865 hit

#7 ページ7

Aside
ダーマ様に土下座して、泣き叫んでお願いしたら、「一緒に出かけてあげる」と言ってくれた。
ダーマ様大好き。

そして、家から出ると家の前でダーマが待ってくれていた。

『ダーマ様ぁぁぁ!!私としたことが、この危険な外でダーマ様を待たせるなんて、いつダーマ様が拐われるか、分からないというのに…!』
ダーマ「いいから。行こ」

そして、ダーマは歩き始めた。

ダーマ「あと、はい。」
と、ダーマは手を差し出した。

『え…っとダーマ?』
ダーマ「1人にしたらまたお前変な男に連れて行かれそうだから。手、握って。」

そして、私はダーマと手を繋いで歩き始めた。
もう、手洗えない…っ←

それから、ダーマの好きなゲームのお店だとか、私の好きな雑貨屋さんとか、色々なところを回った。

すると、5人組の女の子たちが驚いた顔をしながら、こっちに来た。

「あの…Fischer'sのダーマくんですか?」

きっとウオタミさんだろう。

ダーマ「え、そうですけど…」
「キャーッ!私Fischer's大好きです!」
「写真撮ってください!」
「サインちょうだい!!」

ダーマは5人の女の子たちに騒がれて困っている。

「ダーマ〜その女の子誰?」

1人の女の子は私の存在に気づいたみたいで、私のことをダーマに聞いている。

「彼女?」
ダーマ「彼女じゃない。ただの幼馴染だし、俺もなんとも思っていない。」

ダーマは女の子たちにキッパリとそう説明した。

「なんとも思ってない」その言葉を聞いて、なぜか胸が痛んだ気がした。

なんだか悔しくて、悲しくて、ここにいたら涙をこぼしそうだから私は、

『…ダーマ、私先帰ってるね…っ』
ダーマ「え…おいA!!」

ダーマの言葉なんて聞かずに私は走る。

フィッシャーズのメンバーには合鍵を渡してあるから私の家にはだいたい誰かがいる。

今日はモトキとシルク。

シルク「ん?A今日は帰ってくるのいつもより早いな。」
モトキ「おかえり〜…ってあれ?ダーマは?」

そんな2人の声を無視して誰もいない私の部屋に閉じこもった。

なんで、悲しいと思ったのだろう。
ダーマは私1人のものじゃないし、フィッシャーズが人気なのは私もちゃんと知ってるのに。

でも、私がダーマのことをいくら大好きでも、ダーマは迷惑としから思ってなかったと思うと悲しくて。


誰にも聞こえないように、
「悲しい」なんて感情を消すように、

私は声を殺して泣いた。

#8→←#6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
105人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , YouTuber   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カオル(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます〜!期待に添えられるようにがんばります! (2018年9月15日 7時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - ダぁーマ様ァァァ!カッコよすぎだぁぁ。。この小説大好きですーー。これからも頑張ってくださいー。応援してますぅーー!!! (2018年9月14日 0時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - さやなさん» 最高とは…!嬉しいです!ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
カオル(プロフ) - マカロンさん» ダーマくんメインの作品少ないですよねぇ…気に入ってもらえたようで何よりです(*^^*) ありがとうございます! (2018年9月9日 23時) (レス) id: 103cba4ab4 (このIDを非表示/違反報告)
さやな - ダーマ様の作品…最高です。 (2018年9月9日 22時) (レス) id: 55707333eb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カオル | 作成日時:2018年3月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。