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目黒「Aちゃん、すごいしかめっ面してるけど」
『……そんなことない』
目黒「ふはっ、素直じゃないね」
結局、目黒くんは小テストで満点を取った。
みんなびっくり、わたしもびっくり。
本人もびっくりしたみたいで、目をまん丸にして、授業中なのに保健室に走り込んできたくらい。
『これ、特別扱いじゃないからね、ほんとに最初で最後だからね』
目黒「わかってるって。ありがとね」
『はぁ、、、、』
昼休みにお弁当を広げて、目黒くんと向かい合う。
約束を断ったくせに、目黒くんに申し訳ない気持ちにもなった。
だから、最初で最後のお昼タイム。
目黒「俺って天才だと思うんだよね」
『そうかもね〜やればできるんだと思うよ』
目黒「東大とか行っちゃって、みんなのことびっくりさせよっかな」
『……………』
目黒「露骨に黙るのやめてくれない？」
『ごめんごめん、笑』
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▷目黒side
今目の前に座ってるこの人は、天性の人タラシだと思う。いい意味で。
『目黒くんは体育祭何出るの？』
「俺リレー。あとはね、何か飛ぶやつかな？」
『飛ぶやつなんてあった？笑』
俺の言うこと一つ一つに反応してくれて、笑ってくれる。こないだ、気持ちに答えられないって言われたのに、全然諦められそうにない。
テスト頑張って良かったな、お昼一緒に食べようって一度でも言ってみて良かった。
「今日の部活も頑張れそう」
『それは良かったです。笑』
最初で最後の時間だもん。
もうちょっとくらい満喫してもいいよね。
「Aちゃん、どんな人が好きなの？」
『大人を揶揄わないで〜』
「だって気になるもん。俺って何でだめなの？歳だけ？顔は？性格は？」
『あのねぇ、そういうんじゃないんだってば…』
Aちゃんの口から、誰かを好きっていう言葉が出るまでは俺だって頑張っていいはずだ。
保健室の窓からチラッと外を見ると、屋上にいるいつものメンバーが見えた。
あれ、しょっぴーはいない。珍しい。
「は？お前なにしてんの？」
保健室のドアから、聞き慣れた声だけど、めっちゃ怒ってる声が聞こえる。
翔太「目黒、お前ここでなにしてんの？」
「ちょっと色々ね。しょっぴーこそ何か用事？」
怒ってるね、かなり。
でも俺もちょっとだけ意地悪したくなって、しょっぴーを煽る。
「しょっぴー、俺Aちゃんのこと好きなの」
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ぴよまる(プロフ) - あぴいさん» ありがとうございます…！3Bってほんとに可愛くて…。たくさんの中から見つけてくださって、ありがとうございます！最後まで頑張りますので、待っていてください◎ (2021年1月28日 9時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
あぴい - お話拝見させてもらっています！チャラめな高校生の3Bにキュンキュン止まりません(T . T)幼なじみの康二も…最高です！これからも応援しています！頑張ってください^ - ^ (2021年1月28日 5時) (レス) id: 6fa25682e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいですっ！読んでくださってありがとうございます！ぜひ渡辺くんを見守ってあげてください！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 気になって、一気読みしてしまいました！！ドキドキキュンキュンが止まりません！これからも更新、たのしみにしています！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: 6e1d4e84cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2020年3月5日 14時
