塩な彼と砂糖な私 (ページ6)

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5day ページ6

今日も多忙なキヨくんは近い内にある
イベントの打ち合わせの為、外出中

暇な私は今日こそ牛沢さんを家に呼ぶと
決めていた！

『あ、出た！』

「それ２回目だし」

『バレました？』

「普通わかるでしょ」

それで、今日はなんの用なの？と聞いてくる
牛沢さんに

『あと1時間したら私の家に来てください。
なにがなんでも絶対に来てくださいね！！』

無理やり約束して勝手に切る

『ここまでしないとなぁ牛沢さん来ないし』

とりあえず部屋を掃除するとしよう。

『牛沢さーん！待ってましたよ』

玄関のチャイムが鳴って
思わず入ってきた牛沢さんに抱きついてしまった

「おっと！
変わんねぇよな俺が来たら抱きつく癖」

ニヤニヤ笑いながら抱きしめてくれる

『駄目ですか？牛沢さんは兄的ポジションだから』

「いつから俺はAちゃんの兄になったんだよ」

『はじめて会った時からですよー』

お互い笑いながら
とりあえず家に入ってもらおうとした矢先、、、

「おい、なんでうっしーが居るわけ？」

多忙なキヨくんは
早く仕事を終わらせてきたようです。

「あー、、、悪いなぁキヨ」

牛沢さん、笑いながら言っても説得力がないです

「悪いってなんだよ！
やましい事でもあんのかよ」

『まぁまぁ、そんなに睨まなくても、、、
牛沢さん既婚者だし』

「そうだそうだー嫉妬深い男は嫌われるぞ」

『牛沢さんも煽らないで下さい』

こんな会話にも嫉妬するキヨくんは
私の腕を引いて強く抱きしめる

「、、、Aは俺のだから」

『キヨくん』

なにそれドキドキしちゃうじゃん

「はいはい、わかってるって」

キヨの愛は本当に重いなぁ
なんて言って笑いながらお茶を飲む牛沢さん

『そんなキヨくんも好きですから』

ちょっと重い所もあるけど
全部キヨくんをだから好き

「俺もAのこと好きだから」

嫉妬するとデレる所もまた可愛いんだよなぁ

「わかったって俺お邪魔になってんじゃん？」

「『まだ居たの？」』

「なにそれ酷いわー」

牛沢さんは夕方になるまで家に居て
奥さんの夕飯があるから帰るわーとか言って

普通に帰っていきました

(なんでうっしーなわけ)
(この前レトルトさん来たばっかじゃん)
(お前、あいつら以外に友達居ないの？)
(・・・うるさい、居るもん)
(家に来た所見たことないけど)
(・・・)