特 技 : 胸 き ゅ ん【青】

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「てか丸ちゃん大学サボって大丈夫なの」









我が地元にはサイゼリアはおろか、飲食店が無いので電車に揺られてる、なう








車内は空いていて空席も沢山あったけど、立っている私達。









丸「大丈夫！ちょっとぐらいサボっても、卒業できるから！！」









私はここで、昔丸ちゃんのお母さんに

『Aちゃんは隆平みたいにならないでね』

って言われた事を思い出した。









丸「まだ1年やしね、受験から逃れたんやから遊ばなアカンやん？」









え、受験生の私への嫌味なのなんなの？？









丸「ってか、サイゼリアってどこにあるん？」









「えー…と…映斗駅じゃない？？」









映斗駅、……安田君が降りた所だ。









丸「そこ行けばエエんや。」









まさかね、会わないよね さすがに








私がもしヒロインなら会うんだろうけど、脇役だし？？









「映斗にはあるのに何でウチには無いのかね、サイゼリア」









丸「3つ駅がちゃうだけでこんなにちゃうねんな」









ウチの無人駅とは違う映斗駅。








何かスゴいんだよ！




雑貨屋さんもあるわ、お土産屋さんもあるわ…ここ駅だよね、っていう？？









修学旅行で行った東京駅とかには劣るんだけどね









丸「…で、サイゼリアどこ？」









「え、何 丸ちゃん方向音痴？」









丸「…いや、あんま家から出えへんから」









「…大学サボって何してるの」









　


丸「内緒((はぁと」









「サイゼリアは南口の近くだよ」









丸「A、人を無視していいなんて誰に教わったんや」









目を潤ませる丸ちゃんが可愛いと感じたのは秘密。









特に何の反応もせずに南口へ、サイゼリアへ。









300円払うとか言ったけど私財布持ってきてない☆









それを知らずにメニュー見てる丸ちゃん☆









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