影山兄も天才だけど似ていない。４ (ページ41)

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空っぽの俺ページ41

瀬「何かあったのか？Aは。」
五「自分のキャラを見失い、
　自信がなくなったと言ってました。」
牛「だから俺がAの自信を
　取り戻そうとしてるのだ。」

取り戻すじゃなくて、くれ！！

国「キャラ見失しなう？」
及「及川さんのキャラあげる☆」

それは絶対にいらない。
だってただのチャラ男だろう？

A『･･･。』
白「これガチの方でヤバくない？」
瀬「ということで弟を連れて来たんだ。」
飛「兄さん…これ何回目？」
A『･･･。』
飛「もう16回目。どうにかしろよ…」

無理なもんは無理なの！！

A『俺は…根が弱いのに、強く
　見せようとしてるからこういうのが
　起きるんだよ…』
白「じゃあ弱くていいじゃん。」
A『弱い方だと俺、0.5倍のパワー
　しか出せませんよ？それはダメ
　ですよね？』

というかメンタル弱くてヤバいよ？今の俺はね。
今の自分は父さんのも気にしちゃうような
奴だから怒鳴られたりするとダメだよ。

飛「じゃあいつものやるぞ？」
A『やって。早く戻して。』

これを直す方法は飛雄からの優しい言葉か、
キスとかすればどうにか直る。

飛「ちょっと恥ずかしいから耳貸せ。///」
A『うん…』
飛「気にしないで普通にプレーしろ。
　父さんのことは全部忘れていい。
　あんな奴、一生出て来ないから。」

ちょっと内容が殆ど父さんなんですけど!？
飛雄！！もう少しなんかないの？

まぁ…キャラは戻ると思う。

A『よしっ！飛雄ありがとう！』
飛「いつものプレーしてもらわないと
　俺的に困るからこんなの簡単だ。」

だがそんな時に貧血に…
飛雄の方へ傾いて行った。

飛「っ！気づかなかった…貧血？」
A『寝不足からの貧血…。』

ダメだ…もう起き上がれない…
そこで俺は意識が途切れた。