影山兄も天才だけど似ていない。４ (ページ16)

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メール (飛雄side) ページ16

飛「何も聞けませんでした。」
及「で？Aちゃん何処に行った？」
二「さっき、学校出て何処か
　走って行きましたよ？」

学校を出る…か…あっ！！

飛「今から帰りますって言ってたので、
　家に居るかもしれません。ちょっと
　行って来ますね。」

そしたらメールが来た。

一文字だけのメール。

“助けて”

飛「っ！！やっぱり、家帰ります！！」
牛「何があったんだ？」
飛「Aが…助けを求める！！」
及「俺たちも行く。」

着いてきたのは白鳥沢と主将たち、
宮さん、国見たち、佐久早さんだ。

侑「なぁ、近くで火事起きてへん？」
川「ニュースになってます…」
白「北川町○-◇◇-△だそうです。」

えっ…ちょっと待って…

及「トビオちゃん？どうしたの？」
飛「…れ…す。」
牛「うん？」
飛「それ、家の住所…」

ということは…Aは…

飛「急がなきゃ！！」

家に着いたら、やっぱり燃えていた。

もう既に警察が居て、
消防車が到着した所だった。

飛「A…」
警「この家の方かな？」
飛「はい…あの！俺の兄が！！
　中にいるんです！！」

兄さんの隠し事って何なの？
こんな大事になるものなの？