キメツ学園の可愛いJK 2

取り合い※月さんのリクエスト ページ17

今日も無一郎くんにお菓子を作ってきました！

今日は桜餅！！


『無一郎くん！今日はね、桜餅作ったんだ！』

時「本当に料理が上手ですね！

Aさんのお菓子、美味しいですよ！」


嬉しいこと言ってくれんね〜！！

コンニャロ〜！！←


桜餅を手渡す。

時「ありがとうg…？」


無一郎くんの反応が不思議だったので、

少し不安になり無一郎くんの手元を見た。



ない。

桜餅が、ない。

もちろん私も持っていない。


『え？え？』


小「ふん。周囲をきちんと確認していないからだ。

そんなことでは就職も進学も危ういな。

まあその前に赤点をどうにかせねばな」

いきなり現れた伊黒先生。

持っているのは、

桜餅が入った袋。


『ちょっとおおお！！？』

時「先生、それは僕のです。

返してください…」

無一郎くんもやっぱり男の子なのね〜♡←


小「やるものか。


質問だ。A、

甘露寺の好物を答えろ。なんだった？

分かるだろう。幼馴染ならばな」

『そういうことかぁああ！

桜餅いいいい！！』


蜜璃ちゃんの好物は桜餅で、

あのピンクと緑のグラデーションの髪は

桜餅からうまれたものだ。


『絶対！取り返す！！

蜜璃ちゃんにはまた作ってあげるもん！』

時「Aさん、ここは僕が。

僕の桜餅なんで…」



対峙する2人からは殺気がただよっている。


時「それはAさんが “僕のため” に作ってくれたんです。

返してください」

小「無理な話だ。

いいか？好物を渡された甘露寺の喜んだ顔を想像しろ。

あの天使にこの桜餅は不可欠なのだ。

Aの桜餅は、俺のものだ」

『いっけええ、無一郎！！

座敷わらしを黙らせろおお！！』←

小「貴様を先に黙らせてやろうか」

『さーせん』


まじで消されそうだから、

無一郎くん頑張れ！！←


小「返してもらえると思ったのか。

世の中そんなに甘くない。桜餅は甘いがな」

時「まっっっったく、面白くないですよ」

「」

『…ふっw……』


やっべ。伊黒ちゃんに睨まれた。






その時だった。


しゅんっ………。

無一郎くんと伊黒先生の間を何かが通り過ぎた。



時「桜餅が、ない…！！」





宇「派手に隙がありまくりなんだよ！

Aの桜餅はもらったぜ！」

小「追うぞ」

時「はい」


置いていかれる、私。

埋めまーす。


￥伊黒先生から月さんへメッセージ￥
「月の桜餅は、俺も食べてみたかった…。

今度作ってこい。作らなければ…、分かるな？」

私の時代っす※あかりんさんのリクエスト→←デートゥウウス！！←※ツクヨミさんのリクエスト

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