ep7 ページ7
深「おはよー。あ！Aちゃん、昨日は大丈夫だった！？」
『はっはい！ご迷惑おかけしました。』
きっと深澤さんにも迷惑かけてしまってる。恥ずかしくて顔上げれないよ。
深「いやいや俺はめちゃくちゃ楽しかったよ。めずらしく翔太もなんか楽しそうだったし。」
渡「は？全然楽しくねぇんだけど。まじ迷惑。」
深「お前さ、思ってもないこと言って必要以上に傷つけすぎ。もう少し考えて言わないと大切なもの失うぞ。」
珍しく深澤さんが真剣な顔で渡辺さんに説教してる。
『す、すみません！とにかく仕事頑張ります。』
深「肩の力抜いてね。」
笑顔でぽんっと背中をたたかれ行ってしまった。
今日も朝から忙しく仕事をこなしていく
お昼休憩は阿部くんと食堂にきた。
阿「Aさん、昨日は大丈夫だった？お酒弱いの？」
『それがさ…朝起きたら渡辺さんの家にいたの。』
阿「え！！！！！それって！」
『ちょっと！阿部くん声大きいよ！』
少し離れた席にいた深澤さんと渡辺さんがこちらを見ている。軽く会釈をして小さい声で説明をはじめた。
『私帰る途中で寝てしまったみたいでね、家も分からないからとりあえず渡辺さんの家で寝かせてもらったみたいなの。もちろん何もしてないよ！』
阿「そういうこと。渡辺さんだから何もなかったかもしれないけど、Aさんもう少し気をつけてよ！危ないよ！」
まだ知り合って数日の同期に心配させてる私って本当に情けない…
『うん、気をつける。阿部くんにも迷惑かけちゃってごめんね。』
阿「俺は全然大丈夫だよ。」
阿部くんは同い年なのにしっかりしていて仕事もできておまけに優しい。こういう人がモテるって言うんだろうなぁ。
あの悪魔上司がモテるなんて本当に信じられない…
チラッと渡辺さんと深澤さんの方を見ると
ばっちり渡辺さんと目が合ってしまった。
なんでこのタイミングで目が合うのよ〜もう最悪。
阿「Aさん、この企画が終わったらお疲れさま会しようよ。次は酔わない程度にね。笑」
『うん、そうだね。それを楽しみに頑張ろう！』
阿部くんと一緒でよかった。渡辺さんとふたりだったらすでに心折れてる気がする。
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ぴのこ(プロフ) - nagatakumikoさん» 読んでいただいてありがとうございました^ ^⭐︎ (2022年12月6日 21時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 素敵な作品読みました。最後まで感動的でした。 (2022年12月6日 20時) (レス) @page49 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます^ ^完結まであと少し…ハッピーエンドを見届けてください⭐︎ (2022年12月2日 22時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです！続きが気になります、どうか早い段階で幸せがもどりますように (2022年12月2日 21時) (レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年11月22日 22時
