ep31 ページ31
ご飯を作っている途中でチャイムが鳴る。
『どうぞ。今作ってるから少し待っててね。』
シャワーを浴びてオフモードになった翔太がソファに座る。
仕事中の翔太もシャワー浴びた後の翔太もどっちもかっこいいな…なんて思って見つめていたら
渡「…見過ぎ。笑」
不機嫌モードは終わったのか笑ってくれた。
それから一緒にご飯を食べて、私もシャワーを浴びてふたりでソファに座りテレビを見ている。
『今日は…泊まっていく？』
渡「うん、そうする。」
今日はあいにく女の子の日…
なんてまだそういう関係にもなってないのに
いちいち言うことじゃないよね。
ベッドに入り向かい合うとどちらからともなく重なる唇。
少しずつ深くなり…もうどれくらいの時間してるんだろう。
頭がふわふわして唇も痺れて変な感覚になってきた。
渡「…やばい。もうこれ以上は」
そう言って離れた唇。翔太の表情は色気がやばくて直視できない。
その後はおやすみと言って腕枕をしてくれた。
翌朝、一緒に出勤してそれぞれの仕事に取り掛かる。
すると私と目黒さんが部長に呼ばれた。
部長「ちょっと目黒が前いた部署でトラブルがあったみたいで、応援に行ってほしいんだ。」
『私もですか？』
部長「うん。いい経験になると思うから。」
明日から1週間、目黒さんと地方への出張になってしまった。
目「俺がこの前までいた職場だから、安心して。みんないい人たちばっかりたよ。」
『はい。1週間よろしくお願いします。』
帰ってから慌てて1週間分の荷造りをする。
やっと終わり寝ようかとベッドに入ると
電話が鳴り出ると翔太からだった。
渡「明日からトラブル対応の出張なんだって？」
『そうなの。私なんかが行って役に立つのかな。笑』
渡「Aドジしそうだなぁ。笑」
『もう！結構本気で不安なんだから！』
渡「ごめんごめん。大丈夫だよ。あと…」
『あと？』
渡「目黒とあんま仲良くなるなよ。」
『目黒さん？なんないよ。』
渡「Aにその気がなくても、目黒はわからないだろ。だから気をつけろってこと。」
『分かったよ。翔太意外と心配性なんだね。』
渡「お前にだけな。」
真面目な声で言われて顔が赤くなっていく。
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ぴのこ(プロフ) - nagatakumikoさん» 読んでいただいてありがとうございました^ ^⭐︎ (2022年12月6日 21時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 素敵な作品読みました。最後まで感動的でした。 (2022年12月6日 20時) (レス) @page49 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます^ ^完結まであと少し…ハッピーエンドを見届けてください⭐︎ (2022年12月2日 22時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです！続きが気になります、どうか早い段階で幸せがもどりますように (2022年12月2日 21時) (レス) @page40 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年11月22日 22時
