ep87 ※fk ページ37
クリスマスの日みきちゃんをデートに誘った。
本当は随分前から自分の気持ちに気づいていたけど、振られてしまったらこのポジションには居られなくなると思うと言い出せなかった。
それでも、少しは自分の存在を意識してもらいたくてデートに誘うと、みきちゃんは少し顔を赤らめて頷いてくれた。
もしかして俺にも可能性はあるのか？と少し期待しつつ、手を繋いでみたり、下の名前で呼んでほしいとお願いすると嫌な顔せず受け入れてくれた。
深「なぁ〜なべ。どう思う？脈アリかな？」
渡「いや、ないだろ。」
深「そんなバッサリ切るなよ〜！」
渡「うそうそ。いけるんじゃね？」
そして大晦日を迎えた。
まさかの同じ部屋にされて押し込まれる。
しかもベッドはひとつしかない状況。
深「みきちゃんベッド使っていいよ。俺は下で寝るから。」
みき「えっ…でも床は冷たいし掛け布団も何もないし…」
深「大丈夫。俺めちゃくちゃ暑がりだからさ。」
こんな理由で納得してもらえるのか分からないけど、付き合ってもいないのに一緒のベッドで寝るわけにはいかない。
みき「……いいよ。」
深「え？」
みき「私は一緒に寝ても…いいよ。」
深「え…でも…」
みき「辰哉は嫌なの？」
深「嫌なわけないじゃん！」
みき「よかった。」
そうやってふっと笑うみきちゃんを見て、もしかしたら俺のこと…今なら言える気がして勇気を出す
深「俺… みきちゃんのこと好き。」
一瞬驚いた顔をされたけどすぐに赤い顔になり
みき「私も好き。」
そう言ってくれた。
その後一緒に布団に入り、なんとなく見つめ合うと重なる唇。さすがに友人の家でこの先をするわけにいかないと考えていると、翔太の部屋の方からかすかに聞こえる声…
確信が持てるほどの音量ではないが、この時間に聞こえてくのはアレしかないと思ってしまう。
みきちゃんも気づいているか聞けるはずもなく、俺たちは手を繋いで眠りについた。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました！応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です！！これからも更新、頑張ってください！！ (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます！ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます！ (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年10月4日 16時
