ep83 ページ33
12月になり今年も後1ヶ月…
私は1月にある専門学校の試験までの勉強で毎日忙しくしていた。
翔太はバスケ部も引退して、新しく深澤くんとバイトを始めた。
学校が終われば私は図書館へ、翔太はバイトに行って、
お互い21時頃帰ってきて一緒にご飯を食べる流れになっている。
渡「クリスマスイブの夜さ、イルミネーション見にいかね？」
ご飯を食べながら翔太が柄にもないことを言うから一瞬固まる。
『えっ…行く！！』
渡「よし。決まりな。」
それから24日になるまで、楽しみで毎日勉強も頑張れた。
—————
そしてクリスマスイブの日
外で食事を済ませてからイルミネーションを見に行く。
周りはカップルばかりで、幸せそうに笑う人たちばかり。
『綺麗だね。』
渡「本当。綺麗だ。」
さっきからイルミネーションじゃなくて私ばかり見てる翔太に恥ずかしくなる。
『翔太…イルミネーション見てる？』
渡「…ずっとA見てる。笑」
『もうっ！！！笑』
渡「ちょっとこっちきて。」
そう言ってイルミネーションから少し離れた人の少ない場所に連れてこられる。
『どうしたの？』
渡「左手出して。」
左手を翔太に差し出すと、小指に付けられた指輪。
『……えっ？』
渡「4月からさ、一緒にいられる時間が今より減ってしまうから。いつでも傍に感じられるように。」
『…嬉しい。もしかして、バイト代で買ってくれたの？』
嬉しくて泣きそうになる。
渡「うん。Aにプレゼントしたくてバイト始めたからさ。」
いつでも私のことを思ってくれる翔太。
私にはもったいないくらい沢山の愛をくれる人。
『ありがとう。』
そっと翔太に口づけると、真っ赤な顔をして照れていた。
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ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました！応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です！！これからも更新、頑張ってください！！ (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます！ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます！ (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年10月4日 16時
