ep75 ページ25
『鈴木くんどうしたの？』
すると突然鈴木くんに抱きしめられる。
『ちょっと、鈴木くんやめて！』
離れようとするけど力が強すぎて全然離れられない。
「Aちゃんさ、渡辺とどこまでしたの？」
『……えっ？』
そんなことを聞かれてゾッとしてしまう。
鈴木「もうこんなこともしてるの？」
そう言って私の服の中に手を入れ直接背中を触ってきた。
『やめて！なんでこんなことするの！？』
鈴木「あいつムカつくんだよね〜。女の子にチヤホヤされて涼しい顔してさ。だからAちゃんいじめたらどんな顔するかなと思って。」
ブラのホックを外され、キスされそうになったその時
バンッ！！！
非常階段の扉があいて翔太が立っていた。
渡「お前、ふざけんなよ！Aに触んな！」
そう言って鈴木くんから引き離してくれた。
鈴木「なんで？お前だって女の子に腕引っ張られてたじゃん。何が違うの？」
翔太が鈴木くんの襟元を掴んで、
渡「いい加減にしろよ。」
今までに見たことも聞いたこともない怖くて低い声で鈴木くんを見てる。
鈴木「はいはい、すみませんでした。」
鈴木くんはそう言って出て行った。
私は翔太以外の人に肌を触られたことが気持ち悪くて怖くて、気づけば手も足も震えていた。
そんな私を見て翔太が抱きしめてくれる。
渡「まじごめん。もっと早く気づいてあげれてたら…」
声が出ないから一生懸命首を横にふる。
渡「……何された？」
『…背中触られて…ホック外されて…キスされそうになった。』
泣きながら答えると翔太にもっと強く抱きしめられる。
渡「俺のせいで…怖い思いさせて本当にごめん。」
今にも泣きそうな苦しそうな表情で謝ってくる。
『翔太は何も悪くないよ。私がこんなところに着いてきたのがいけなかった。』
翔太はホックを付け直してくれて、そっとキスをしてくれた。
翔太に連れられて部屋に戻るとみきが駆け寄ってくる。
みき「A大丈夫！？」
渡「みきちゃん、Aのこと頼むね。ひとりにしないであげてほしい。」
みき「わかった。」
渡「明日の朝、迎えに来るから。自由行動はずっと一緒にいような。」
そう言って翔太も自分の部屋に戻っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 813人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴのこ(プロフ) - シュガーリップさん» 読んでいただけて嬉しいです！更新頑張ります(^^) (2022年10月7日 7時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 続編書くことにしました！応援ありがとうございます♡ (2022年10月7日 7時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
シュガーリップ - めちゃくちゃ、大好きなお話です！！これからも更新、頑張ってください！！ (2022年10月7日 1時) (レス) @page23 id: 1d3ef0ab72 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 続編ありがとうございます！ラブラブな生活と思いきや、また波乱ですね。更新楽しみにしてます！ (2022年10月5日 14時) (レス) id: ad407d4067 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年10月4日 16時
