ep29 ページ29
翔太におんぶしてもらって戻ると
みきと深澤くんが待ってくれていた
みき「Aどうしたの！？怪我でもしたの！？」
『ちょっと捻挫してしまって…ふたりともごめんね。心配かけて…』
深「そんなこと気にしなくていいから！」
私は本当に優しい友達を持って幸せだな…
『ありがとう』
女子のバンガローの前まで送ってもらい
翔太と深澤くんと別れる
もうみんな布団に入って話している子もいれば
寝ている子もいる
みき「とりあえず今日は休もう。またゆっくり話聞かせてね」
『うん、おやすみ』
そう言って私たちも布団に入る
すると翔太からLINEが届いた
“足大丈夫か？湿布貼って寝ろよ”
せっかく蓋をした自分の気持ちが
溢れそうにになる
好きな子いるんでしょ？
誰にでも優しくしたらダメだよ
“ありがとう”
とだけ返して目を閉じた。
次の日、家に帰ると翔太はまだ帰ってきてなかった
部活に参加して帰るって言ってたから
今日も夜遅いだろうな
晩ご飯を作ってリビングのテーブルに
ラップをして置く
【あたためて食べてね。おやすみ】
とメモを置き、自分の部屋に戻った
今は会いたい気分になれないんだ
翔太を見ると自分の気持ちに気付かされるから
しばらくは距離をとらないと
この気持ちが消えるまで…
学校でみきに会うと早速屋上に連れていかれた
みき「言える範囲でいいから、今のAの気持ち聞かせて」
みきはまるで私の気持ちを知ってるかのように聞いてきた
そりゃ何年も一緒にいればわかるか
課外活動の時にあったこと、翔太への気持ちに気づいたけど諦めないといけないことをみきに話した
みき「まりちゃんとは付き合ってないんだよね？
どうして諦めないといけないの？」
『…好きな子いるんだって』
みき「……そうゆうこと。」
なぜかみきが頭を抱えている
みき「Aの気持ちは分かった。でも諦める必要はないんじゃないの？黙って他の誰かに取られても後悔しない？」
みきの言葉が
痛いほど心に突き刺さる。でも…
『分からない…初めて好きになったんだもん』
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ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 応援してくださってありがとうございます！続編も頑張って書きます♪ (2022年10月4日 17時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - かのさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます！続編も是非読んでもらえたらと思います(^^) (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます！続編書くことにしました^ ^ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてました！続編希望です！ (2022年10月4日 14時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 凄く面白くて毎日ドキドキしながら見てました！🥰 続編読んでみたい… (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: b976de92db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年9月28日 20時
