ep15 ページ15
それからバイトも決まり
今日からカフェで働くことになった
はじめてのバイトだけど念願のカフェ定員さん
目「はじめまして、目黒蓮です。僕もこの前入ったばかりなので、一緒に頑張りましょうね」
優しそうな背の高い好青年が話しかけてくれた
『こちらこそ、よろしくお願いします。』
とりあえず目黒くんに色々と教えてもらって
注文をとったりコーヒーを運んだりは出来るようになった
《お疲れさまでしたー！》
そう言って目黒くんとカフェを出た
目「Aさんは家どっち方面？」
『こっちです』
と帰る方向を指差すと
目『僕もです。途中まで一緒に帰りましょうか』
『あ、はい。』
こうやって制服姿で男の子と
並んで帰るのなんて初めてだな
目黒くんも制服着てる…
だから同じ高校生だということは分かる
『その制服○○高校ですよね？何年生ですか？』
目「そうです。一年ですよ」
『え！うそ！じゃあタメじゃん！』
目「え！？うそ！タメならタメ語で話そうよ」
『うん！目黒くん大人っぽいから歳上だと思ってた』
目『俺もAさん年上だと思った』
同い年だと分かり自然と会話も盛り上がる
色々話しているうちに駅へ着いた
改札口を抜けてホームに行くと
そこには部活終わりの翔太たちがいた
私たちには気づいてなさそうで
少し離れたところに2人で座る
目「あーでもAさんが一緒で本当嬉しい。」
『私も目黒くんがいるから心強いよ』
目「ドジしたら助けるね」
ニヤッと笑いながら言われる
『ドジなんてしないもん！』
そうこうしているうちに私の乗る電車が来た
目黒くんとは反対方向の電車だからここで別れる
『じゃあ目黒くん、また明日ね』
目「うん、また明日。気をつけて！」
そうお互い手を振り私は電車に乗った
すると同じ車両の人から感じる視線に気づき
パッと顔をむけると、翔太と目が合った
…けど、すぐにそらされる
同じバスケ部の人もいるし
バレたらいけないから話しかけられないなぁ
でも電車降りたら家まで一緒の道だし…
距離あけて歩けば大丈夫か
そして駅に着きぞろぞろとみんな降りていく
翔太は部活の仲間と立ち話を始めたみたいで
そのうちに早歩きで急いで帰る
遅くなってしまったから急いでご飯つくらなきゃ
翔太、今日も喜んで食べてくれるかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴのこ(プロフ) - あーりんさん» 応援してくださってありがとうございます！続編も頑張って書きます♪ (2022年10月4日 17時) (
レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - かのさん» 楽しみにしてくださってありがとうございます！続編も是非読んでもらえたらと思います(^^) (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
ぴのこ(プロフ) - ともさん» ありがとうございます！続編書くことにしました^ ^ (2022年10月4日 17時) (レス) id: 435ab36c5c (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてました！続編希望です！ (2022年10月4日 14時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
かの - 凄く面白くて毎日ドキドキしながら見てました！🥰 続編読んでみたい… (2022年10月3日 23時) (レス) @page50 id: b976de92db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴのこ | 作成日時：2022年9月28日 20時
