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話したかったこと ページ27
屋上に行くと、正門くんは既にお弁当を持って座っていて、
あたしを見つけると、立ち上がって手を振ってくれた。
正「おー、Aちゃんありがとう！ごめんなぁ、いきなり。」
貴「いえ、全然！…で、どうかしたんですか？」
正「そんな大きい意味はないんやけど、たまには、2人で話したいなぁって思って。」
いいよ、座り？と言ってくれた表情が優しくて、なんか安心した。
正「晶哉ってさ、ええ奴やなぁ。」
急に何を言われるのかと思えば、晶哉の話？
貴「確かにすごくええ友達です。」
正「最近、仲良うさせてもらってんねん。こないだもなぁ、…」
いつのまにか晶哉、と呼ぶようになってるし、ニコニコと晶哉の話をする正門くんが、なんか可愛らしい。
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作者名：ぴのたん | 作成日時：2019年12月9日 12時
