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カフェと黒いお兄さん ページ1
ここは、大好きな韓国
そう、大好きな人がいる国。
とはいえ
思い描いていた留学生活とは程遠く
課題に追われて忙しい毎日。
唯一の癒しは、イヤホンから流れてくる彼らの曲を聴き
大好きな彼の最近の動向をネットカフェで追うこと。
――最悪だ。
ネットカフェの帰り道、るんるんな私をよそに
大粒の雨が突如降り始めた。
傘など持ち合わせていない私はすぐさまカフェに駆け込む。
こんなところにカフェがあるなんて
今まで知らなかったけど
入ってみると、バーのような作りでカウンター席しかなく
落ち着いた雰囲気でお客さんはいない……
ここは穴場かもしれない。
顔面偏差値のやたら高い店員さんに注文を告げた直後のことだった
私と壁の間の席に
全身黒で包まれた人物が座り込んだのは。
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tomokoxxxxx(プロフ) - セフン (2019年7月30日 0時) (
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作者名：imo. | 作成日時：2019年7月13日 0時
