L i l p r i n c e s s ♡ 2 (ページ28)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:31,222 hit

# 信頼ページ28

・

「。は？」

どういうことがもう全く何も意味がわからなくて答えが出なかった。

風雅「いや、やからなくなったって」

「…なんで？なんで教えてくれんかったん？」

風雅「いや寝てたやん」

風雅「もうみんな家帰ってるけど？」

「起こしてくれればよかったやん」

「ほんまむかつく、」

なんか風雅が最後に言ったけど鬱陶しくて電話をブチってきった。

急いで荷物を持って楽屋を出る。

そして局を出て、すぐにマネージャーに電話をかける。

「なんで誰も起こしてくれへんかったん」

マネ「まだおったん？」

「今気づいてんけど。収録中止とか聞いてへんし」

マネ「もうみんなとっくに帰ったけど」

マネ「A寝とるしええかー言うて」

「…ふざけんなよ、まじむかつくわ」

女の子の日って事もあって今日はイライラが止まらない。

ちょっと泣きそうになりながら大きい歩幅で歩いた。

家に帰りたくなかった。

私なんてもう、ずっとひとりぼっちなんだろうって思った

今までのみんなの言葉とか行動が全部嘘に見えてきて。

結局そんな程度だったんだって思った。

行先もないまま電車に乗り

ついたのは、なぜか丈くんの最寄り駅やった。

今はたまたま大阪に帰ってるって話を聞いた。

… 夢の中のあの言葉、信じてもいいかな

急いで丈くんに電話をした。

藤原「どしたん？」

「いま家行っていいですか」

藤原「え、今？」

「ダメ？」

藤原「いやいいけど、ほんまにくるん？遠いやろ」

「もう最寄りいます」

藤原「…そか、気をつけてな」

歩いて10分、丈くんの実家のマンションに着いた。

エントランスのドアを開けてくれて、すぐに上に行った。

丈くんの家の前についてインターホンを押すとすぐに出てきた。

藤原「どしたん？…え？なんで泣いてるん？」

「もうわからへん、」

・