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一方的に切られた電話。
しばらくすれば、マネージャーさんから電話が来て、
「寮から出ておいで」と。
寮母さんに理由を簡単に話して外に出た。
マ「ありす！」
私を見つけるなり、彼女は私を抱きしめた。
マ「あんたはなんも悪くない！！」
有「え、マネージャーさん、？」
マ「室から電話来て、週刊誌取られたこと知って、リーダーさんに聞いてきた。問い詰めてきた！！だって、あれはありすじゃない！」
そう言う彼女はずっと泣いていた。
有「マネージャーさん。私は大丈夫だよ」
そう言う私の声は震えていた。
マ「私が守るから。誰が何を言おうと、周りの大人がありすをなんと言おうと、私はありすの味方だから、だから、…」
“絶対にこの世界からいなくならないで”
彼女の声は小さく、でも確かに夜空に響いた。
あの時のマネージャーさんは、誰かと私を重ねていたんだろう、
誰かは知らないけど。
マ「私が絶対ありすをもっと良い世界に連れていくから」
そう言ったマネージャーさんは今までで一番格好良かった。
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週刊誌は、出された。
載った。
SNSの批判はすごかった。
だけど、一定数、あの写真は私ではないのでは？という人もいた。
心配の手紙をくれた子もいた。
そして、何よりも、
関西の皆に助けられた。
レッスンの行き帰りはマネージャーさんだけではなくて、
何人かと一緒に。
その間も、声をかけられないように細心の注意をしてくれて、
申し訳ないと思う気持ちがある反面、
感謝の気持ちばかりで。
彼らを守れるぐらいの存在になりたいと思った。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年9月18日 9時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ひーたん(プロフ) - 杏奈さん» 杏奈様ありがとうございます！！作者の私情で更新がたびたび遅くなってしまっておりますが今後ともよろしくお願いします！！ (2020年8月10日 14時) (レス) id: c62418e6d7 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 忙しい中、更新をありがとうございました。とてもこのお話の続きが気になります！！いつまでも待っています。これからも楽しみにしています！本当に素敵な作品をありがとうございます！！ (2020年8月9日 18時) (レス) id: aadbdb729c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーたん | 作成日時：2020年8月2日 13時
