幼馴染みCと転校生S【青】【桃】

○3 ページ4

“転校生”
“イケメン”
“女子にモテモテ”



この3つがそろったやつが私の席の後ろ

そして放課後の校内案内

少女漫画だったら確実に女子からの目線が痛いやつ

唯一の救いはころんがいることだが、断ることもできたこの校内案内を引き受けたのもころん

いいのか悪いのかわからない






「んでここが音楽室。その横の準備室で僕たち軽音楽部は活動してるんだ〜」


「へぇ〜ころんくんって軽音楽部なんだね。ギター？」


「ううん、僕はボーカル。ギターはAがやってる！」


「2人とも軽音楽部か！ころんくんがボーカル…なんか意外w」


「あははwwwそれよく言われるw
まあ地声がガラガラだからね。歌うと人格変わるから僕」





とても仲良さげな2人

それ自分でいうか、と心の中でツッコミをいれる



…てかこの様子だと私いなくてもよくない？((






「Aちゃんギターやってるんだ。かっこいいじゃん」





いきなり名前を呼ばれビクッとなる





「さとみくんごめんね〜。A、僕以外の男子とあんまり喋らないから緊張してるんだよね。そっかそっか〜そんなに僕のことが好きなのか〜」


『何言ってんの？いきなり話しかけられたからビックリしただけ』


「素直になれって！」


『無理』






そんな様子を見ていた桜庭くんは“2人すごい仲いいんだねw”と笑ってきた






そのあと、他の教室も案内した

校内を歩いているとき、女子からの視線が痛かったが気にしない気にしない









すべて案内し終わり、私たちと桜庭くんは校門で別れた

もちろん、ころんにアイス奢ってもらいました(*^-^*)

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