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――――特進クラス。


旗印戦の話を聞いて、皆さん気が立っているようで、教室の空気がピリピリしています。

武田さんが教室に入ると、皆さんの視線が武田さんに集まる。

それを武田さんは気にも止めず、教室の真ん中の席に座る私の前に来た。


A「…あの…?」


武田「………俺は武田信玄。名前は?」


A「…A Aです」


井伊「武田ァ!おまえ、上杉とサシで勝負して、勝てなかったくせに

早速女口説いてんのかァ!?」


武田「口説いてたとしても、お前には関係ない。…あの時は警察が来てケリつけられなかったんだよ」


武田さんは視線だけ振り返り、井伊くんに言った。


上杉「ん?続けていればこちらが勝ったがな」


武田「あ"?じゃあその続き、ここでやるか」


上杉「僕は一行にかまわんが」


井伊「おぉ〜、いいねぇ〜」


A「…井伊くん!あおらないで」


井伊「…チッ」


肉山「オラぁ!お前ら座れ!」


今にも喧嘩が始まりそうだったが、ちょうど先生が来た。




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作者名:まる | 作成日時:2022年9月23日 16時

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