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今日は調理実習。
康くんはめんどくさい、とサボってしまった。
「今日作るのは卵焼きですよ〜。
一見、簡単そうに見えても、実はプロの料理人にとっては、とっても難しいと言われているんですよ〜」
A「わ、すごいです、明智さん!綺麗な焼き加減…!」
明智「えへへ、Aちゃんに褒められると嬉しいな…」
秀吉「えー!Aちゃん、俺も褒めてぇなあ!」
A「豊臣さんは何もしてなかったじゃないですか…!」
秀吉「愛情たっぷり入れてたんやで♡」
A「…また適当なことを言って…」
秀吉「なあなあ、俺、味見してもええ?」
明智「してして」
秀吉「…うま」
明智「良かった〜」
美味しいと言う豊臣さんに喜ぶ明智さん。
すると、パッと豊臣さんは前のグループのみやびちゃんのところへ…
秀吉「みやびちゃ〜〜ん!これ食べてみて」
みやび「とっても美味しいですわ」
秀吉「俺が作ったんやで♡」
A「明智さんが作った卵焼きなのに……良かったんですか?」
明智「僕は大丈夫だよ」
A「もう、明智さんは優しすぎます。豊臣さんったら…ああいうところは"昔"と同じなんだから…」
明智「え?"昔"?Aさんって、秀吉くんと昔から知ってたの?」
A「い!いえ!今のは何でもないんです!」
明智「そ、そう……?」
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作者名:まる | 作成日時:2022年9月23日 16時