高専時代のお話� 攜涵鮓隋� ページ17
夏「A、立てるか？」
「うん、ありがと」
呪霊を祓ったものの、かなりの痛手を負った。
私としたことが…
助けに来てくれた夏油さんの手を借り、なんとか立ち上がる。
五「ぶひゃひゃっ！派手にやられたなー！」
「…うるさいな。ちょっと油断しただけ」
五「俺のヘルプがなかったら死んでたね」
「…」
この高専に来て数ヶ月でわかったこと。
夏油さんはとても優しいいい人で、この五条悟は人を馬鹿にする最低であり悔しいがな最強の男ということ。
今回も五条さんの助けがなければ間違いなく死んでいた。
硝「悟、最低か」
「ありがと、硝子ちゃん。私の心の中を代弁してくれて」
硝「みんなが思ってることを言ったまでよ」
変な男もいるけど、高専に来てよかったことは、家入硝子ちゃんという、人生で初めての友達が出来たこと。
夏「何か食べに行く？」
五「行く。俺が奢ってあげよう」
夏「悟、"俺"を使うのはやめなさい」
五「またか。もういいっての、それは」
硝「悟の奢りなら行く。ね？A。そこでアンタの傷も治すよ」
「…私行かない」
硝「なんで？悟りの奢りだよ？」
「それがやだ。三人でどーぞ」
硝「一人でいける？先に治そうか？」
「ううん、大丈夫！あとでお願い」
硝「はぁ。どんだけ嫌われてんの、悟は」
五「ふん。可愛くない女」
…本当は今も立ってるのがやっと。
でもみんなが心配するからそれを知られたくない。
特にアイツには。
「…一休みしてから帰ろ」
疲れた、とにかく疲れた。
もう今低俗な呪霊が現れてもたぶん倒せないぐらい呪力ない。
「あー…辛い、」
パシャッ
五「泣き顔ゲット。あとでみんなに見ーせよ」
「…何してんの」
五「ん？財布忘れたから取りに帰る途中に何か転がってんなーって思ったらお前だった」
「…あっそ。放っといて行きなよ」
五「俺、こう見えて捨て猫見ると放っとけないタイプなんだよねー」
「誰が捨て猫だコラ」
五「ほら、おいでおいで」
「うざ」
本当にこの人、大嫌い。
なんて言いながらも私は無理矢理五条さんの背中に乗せられる。
五「俺の背中に乗ったの、Aが初めてだよ。光栄に思いな」
「はいはい」
クソが…と言いたいところだけど、この背中は楽だ。
五「思ったより軽い」
「なにそれ」
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浅井(プロフ) - 刻卯さん» リクエストありがとうございます！只今全力で作成中です！しばしお待ちを！ (2021年3月11日 3時) (
レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - yuunaさん» リクエストありがとうございます！全力で作成させていただきます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2021年3月11日 3時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
刻卯(プロフ) - はじめまして！リクエスト失礼致します！五条先生で両片想いをお願いします！ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 1c6cfaebb6 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - リクエスト失礼します！五条悟で夢主がメンヘラな五条の事怠いな〜と思って冷たくしてたら五条が泣き騒ぐ話を見たいです (2021年3月10日 18時) (レス) id: a73b6209c2 (このIDを非表示/違反報告)
浅井(プロフ) - ３８１さん» めっちゃ嬉しいラブレターありがとうございます！めっちゃ励みになります。浅井頑張りまくっちゃいます！381様もお身体に気をつけながら読んでください！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: bf0e9c47ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浅井 | 作成日時：2021年2月25日 11時
