(終)元カレ(工藤新一)は私をフっていなくなった

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A「ねぇ、ほんとに当日会えないの？」

新一「そう言ってるだろ、その日は毎年家族で祝うから予定空けとけって母さんがうるせぇんだよ
もう高校生だし要らねぇって言ってんだけどな」


先に決められてたならわがまま言えないよね
しかも家族とだしそのために日本に帰ってくるらしいし尚更、、

でもその代わり次の日には予定空けてもらったんだから盛大に祝うしかないよね！頑張れA！



A「それぐらい愛されてるってことでしょ
ちゃんと祝ってくれるなんて若い時ぐらいなんだからさ素直に楽しんだら？
私だっていつ祝われたのか思い出せないぐらいだし」



飾りのコーナーで星とハートどっちにしようか迷いながら自分の言葉に何言ってんだかと呆れた

新一「家族だけならまだしも蘭の家族と園子も来るらしいんだよ」

ん？なに！？

A「まって、それ聞いてない」

新一「昨日決まったんだよ、ったく俺の事何歳だと思ってんだ」

それはつまりそれはつまり

蘭ちゃんは私より先に祝ってプレゼントを渡して面と向かっておめでとうっていうってことだよね

A「えぇーん」


また負けた

私の彼女活動は何もかも上手くいかない

負けるなA！でも負け確定



新一「えぇーんってなんだよ決まったなら早く行こうぜ」

私の手から星の飾りをとりそのままレジに向かう彼

右手に残ったハートの飾りを棚に戻してため息をつく




A「盛大に転んじまえ」

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