ジョンハンと部屋 ページ24
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Aの退院の日、最初は年長組の俺とクプス、シュアで迎えにいくつもりだったけど、ジョシュアに急にスケジュールが入ってしまって、2人で迎えにいくことになった。
車の中でしばらく、俺たちはただ窓の外を眺めて、一言も交わさなかった。
正直俺たちは、こんな風にAを宿舎に戻すことが正しいのか、未だにわからないでいた。
俺らのことを覚えていないAは、いくらどれだけ俺たちに関して調べて知識を得たとしても、所詮は一緒に過ごした記憶も思い出も無いただの他人だ。
同性でもきついだろうに、A以外は全員男の宿舎の中に、このまま戻していいものかと悩んでいた。
ジョシュアは特に反対していた。
ジェントルマンを名乗ってるだけのことはあって、宿舎の環境がAのストレスになるかもしれない、それで僕らにまで嫌悪感を抱いてしまうかもしれない、そう訴えた。
紳士的な気遣いの裏に隠れた、Aに嫌われたくない、と言う気持ちが俺には透けて見えて、何も言えなくなってしまった。
それでも結局は、会社の意見に押しつぶされて、元の宿舎に戻ることとなった。
世間にはAが記憶喪失になったことは知らされていない。もちろん退院したら宿舎に戻るだろうと思われているのだ。
どこから漏れたのかは知らないが、宿舎を出る時には既に記者かサセンか、カメラを構えた奴が何人か宿舎のエントランスが見える場所に待機していた。
こんな時にメンバーを第一に考えてあげられない、俺たちの仕事。
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ゆいか(プロフ) - ぴょんさん» ぴょんさま、コメント下さりありがとございます！思い出した…と思いきや、でした、笑まだ記憶を戻すには少し時間がかかりそうですので、暖かく見守っていただけたら嬉しいです笑こちらこそ読んでくださってありがとうございます♡ (2022年10月7日 0時) (
レス) @page44 id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - えー！！記憶思い出した！？！！面白いです！！更新ありがとうございます！！ (2022年9月29日 23時) (レス) @page39 id: 0051795449 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - なのこ5546さん» なのこさま、コメントくださりありがとうございます！すごく嬉しいお言葉ばかりで…大変励みになります、ありがとうございます（ ; ; ）これからも不定期にはなりますが更新頑張りますので是非また読みにいらしてください♡ (2022年9月23日 0時) (レス) id: ebc0952f7b (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - コメント失礼します🙇♀️小説とっても面白いです！！紅一点がたくさんある中、主人公の記憶がなくなる設定はなかなか無いのでワクワクしながら読んでしまいました。更新楽しみにしておりますこれからも頑張って下さいっ！！ (2022年9月16日 12時) (レス) @page29 id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆいか
| 作成日時：2022年8月23日 1時
