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コウタ「闇に落ちた元大精霊は俺に霊力の使い方を教えてくれた精霊だった」
侑李「それってコウタの師匠ってこと？」
コウタ「まあ、俺達の世界ではそう言ったものはないけど、人間の言葉で表すならそれが一番近いかもな」
本来、精霊には霊力の使い方を教えるという習慣はない。
だが、たまに霊力の使い方を教える時がある。
それは大精霊の次の候補を見つけた時。
そもそも大精霊が交代するのは現大精霊の力が衰えた時に行う。
力が衰えた時点で他の大精霊が認めた者が次の大精霊になるが、たまに次の候補を育てる大精霊もいる。
コウタの場合はそれだった。
ある日、コウタは大地に霊力を溜めて解き放つ練習をしていた。
途中までは上手くいっていたがいざ、解き放つという時に力が暴走してしまい、その反動でコウタは瀕死の重症を負った。
大精霊はコウタを助ける為に自分の霊力を分け与えた。
結果、大精霊は霊力をほとんど使い果たし、回復の見込みがなくなってしまった。
その後、大精霊は自分の死期を悟った。
死の恐怖に怯えた大精霊は大量の魔物を自分の体に取り込む事で霊力を復活させた。
当然、闇に染まった大精霊は精霊界を追放され、そのまま闇に落ちた。
闇王の誕生である。
闇王が大精霊だった頃に彼を慕っていた精霊達も同じように闇に落ちて魔人となった。
闇王は精霊界を憎んだ。
そこで大勢の魔人と魔物を引き連れて精霊界を襲った。
精霊と闇の者との長き戦いの始まりだった。
コウタが闇王誕生の話を終えると皆はどう声を掛けようか悩んだ。
そんな中、最初に声を掛けたのはダイキだった。
ダイキ「辛い思いしたんだな。コウタ」
ユウヤ「自分を認めてくれた人が闇王なんて辛すぎだ」
ヒカル「やるせないよな」
ケイ「そんな人と戦っていたんだ。コウタは」
コウタ「お前ら……責めないのか？」
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hina(プロフ) - 霙（みぞれ）さん» そう言って頂けると凄く嬉しいです。有難うございます。 (2020年1月30日 21時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
霙（みぞれ）(プロフ) - 本当に好きすぎます…！！これからも楽しみにしてますね！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 85d5651a75 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - NMダイキング担さん» おめでとうございます。こちらこそいつも読んで頂いて有難うございます。 (2020年1月5日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたしますm(__)mお大事にしてください (2020年1月5日 11時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» おめでとうございます。こちらの方がお願いします。いつも、有難うございます。 (2020年1月2日 21時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2019年12月7日 21時
