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涼介がけがをしたと言えば必ず、現れる。
当然のように侑李が病院に保険証と着替えを持ってきた。
診察の結果、両肋骨骨折と右下腿並びに足骨折だった。
逆に言わせれば、崖から落ちてこれだけで済んだのだから運がいい方だろう。
これだけ骨折をしたのだから当然入院を言われたが、涼介が拒否したのとダイキとケイが「家の方が看病しやすい」と首を縦に振らなかったので自宅療養となった。
当分の間、魔物退治が禁止になったのは言うまでもない。
自分の部屋でベッドに横になっている涼介にダイキとケイは。
ダイキ「もう少し、良くなったら、何でこうなったのか詳しい事話してもらうからな」
ケイ「涼介に拒否権、黙秘権はないよ」
涼介の体を気遣い、優しい声で話をする2人だったが微笑む2人の額に怒りのマークを見た涼介は「はい」と布団で半分顔を隠したのだった。
眠る涼介を前にダイキとケイは昔を思い出していた。
結局、限界を感じたダイキとケイは叔母に助けを求めた。
叔母「だから言ったのよ。精霊の貴方達に子育ては大変と」
ダイキ「すいません」
怒りを露にする親戚にダイキはただ頭を下げる。
叔母「涼介が傷付かないように兄さん達の話をしないのはいいけれど、涼介の場合は特別でしょ。あの子はあと4年で術師として当主になる。そうすれば、兄さん達の死は否が応でも知るのよ」
ケイ「…………」
叔母「その時に貴方達から教えられるのと他人から教えられるのとでは重みが違うのよ。涼介は貴方達に絶対の信頼を置いているのだから」
ケイ(そのとおりだ)
叔母が言っていることは間違っていない。
叔母「涼介が目を覚ましたら、ちゃんと話すのよ。本当は私だって詳しい事を知りたい。でも、これは私には介入できない領域だから敢えて聞かない。けれど、涼介には知る権利がある」
ダイキ「分かりました」
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hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» お久しぶりですね。まあ、2歳なので……。覚えてるのは難しいでしょうね(笑) (2019年11月22日 20時) (
レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - お久しぶりです！！…涼介はダイキとの契約の時のこと覚えてないんですね 笑 続き楽しみにしてます♪ (2019年11月22日 0時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - NMダイキング担さん» すみません。返事を返していない事に気付きました。もう少し、物語は続くのでお付き合い下さい。 (2019年11月11日 20時) (レス) id: 0f49b991e3 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - これからどうなるのか、気になり過ぎます！！！！ (2019年10月19日 0時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - JUMPLOVEさん» すっごく伝わります。ただ、コメント忘れても大丈夫です。楽しんでくださってると思うだけでも嬉しいですから。本当に有難うございます。 (2019年10月17日 21時) (レス) id: 3a7570e4ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hina | 作成日時：2019年9月6日 20時
