ドロと刑と虹と2 ojym 【完結】 (ページ5)

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手口捜査の危機ページ5

大きな事件がなく落ち着いた日を過ごしている今日、宝塚さんと美希ちゃんと逮捕術の訓練をしていた。ドロボー役は宝塚さんで疲れ切っている

「アカン。もう年や、くたびれるわ」

『宝塚さん逃げ回ってましたもんね！』

部署に戻ると泣き声が聞こえる。細面さんだ

「何してるんや？」

「はっ！出産？ほらウミガメって卵産む時泣くって」

「あぁ～…って人間や！あいつは！細面！どないしたん！」

休憩がてら珈琲を飲みながら話を聞くことにした

「リストラに怯えてる？」

「っていうか手口捜査の危機やな。たしかに、あんたのやってる手口捜査官は昔は重宝された。何千件もの窃盗の手口が頭に入ってんねんからな。」

『でも今は全てコンピューター…』

「僕のような存在は本当はいらないんですよ。パソコン一台あれば…13係でも僕は今本当に針のむしろなんです」

「針のむしろか痛そうやな」

『そんな人ごとみたいに…仲間ですよ！』

「でももう44だし…今更新しいこともできないし…対人恐怖症の気もあるし…」

「針のむしろはまだまだ続くな」

『ちょっと！』

「こんな時は、オカリナや！」といって美希ちゃんは泳げたい焼きくんを奏でる。細面さんと宝塚さん2人で歌っているが、選曲がひどい