遠い昔の幼い約束。
私と貴方は小指を絡めて、指切りをして、お互いに…いや、私は笑顔で、貴方は少し悲しそうな顔をして別れたっけ。
「…ねえ!まって!!貴方、イルミくんだよね…!?」
こちらに戻ってきて数週間。
まだこの近くに住んでいた、という喜びとまさか会えるとはという感動で道の真ん中でイルミくんの服の裾を掴んでしまった。
「…そうだけど」
やっぱり合ってた!
思わず笑顔が零れる。
ーーーしかし。
嬉しかったのは、私だけだったらしい。
「…アンタ、誰?」
そう言うイルミくんの声は、冷たかった。
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作者名:ピース | 作成日時:2018年11月16日 22時