お坊っちゃま大変です！ (ページ3)

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私はﾐﾝｿｸ様専属のメイドなので

ﾐﾝｿｸ様が家に居ない間に

お部屋を掃除して

快適な空間を作る

今日はﾐﾝｿｸ様は残業で遅くなるって連絡があり

先程あと30分くらいで家に着くって連絡が来た

小腹が空いたから

軽く何か夜食を用意してくれって

私も久しぶりに料理を作りたくなり

料理長にも許可を取り私が夜食を作る事に

料理長も私の料理の腕を認めてくれてるから

すんなり許可が出た

うーん。何にしようかな？

冷蔵庫を開けると一通りの食材が揃っている

そうだクラブサンドにしようかな

手軽に食べれてお腹も満足になるはず

まずはレタスとトマトを洗い

スライスする

厚切りベーコンをグリルで焼いて

そうだ。玉子もスクランブルにして挟もうかな

オーロラソースを作り

焼いた食パンに全てサンドして

食べやすいように紙に包み

半分に切ったら出来上がり

我ながら美味しそうに出来た

コーヒーを淹れるか悩んでいると

調度ｷﾞｮﾝｽがキッチンに来たんで

コーヒー淹れてって頼むと

「それってﾐﾝｿｸ様が飲むの？」って聞いてきたんで私は

「そうだよ」って答えると

「だったらAが淹れたほうがいいと思うよ」

「えっ？せっかくならｷﾞｮﾝｽの美味しいコーヒーのほうが良くない？」

「それでもAが淹れてあげて。そっちのほうがﾐﾝｿｸ様は喜ぶから。じゃあ僕明日も早いから寝るね」

そう言ってあくびしながら出ていくｷﾞｮﾝｽ

いや。私だって朝早いですけど

ていうかまだ21時ですよ

ｷﾞｮﾝｽ

最近の小学生でさえまだ寝ないと思いますけど

私は仕方なくコーヒーを淹れる

コーヒーどうやったら美味しく

淹れられるんだろう

今度ｷﾞｮﾝｽに弟子入りしようかな

そんな事を考えていると

執事長のｲｰｼﾝさんが私を呼びに来て

私も一緒にﾐﾝｿｸ様の出迎えに行く

「「お帰りなさいませ。ﾐﾝｿｸ様」」

「ただいま。お腹減っちゃった。準備出来てる？」

「はい！どちらでお召し上がりになりますか？」

「仕事しなきゃいけないから書斎で食べるよ。悪いけど運んでくれる？」

「かしこまりました。すぐご用意致しますね」

そう言うとキッチンへ行き

クラブサンドとコーヒーを運び書斎へ

ﾄﾝﾄﾝ

「どうぞ」

そこにはネクタイを緩め

シャツのボタンを幾つか外したﾐﾝｿｸ様がいた