お坊っちゃま大変です！ (ページ17)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:62,903 hit

17 ページ17

俺は念願の秋葉原にやって来た！

何で秋葉原かって？

　
そりゃもちろんアニメヲタクの聖地だから！

でも本当は

少し前から

我が家のメイド服を

新しくしようと思って

Aが着ると思うと少しでも

Aに似合いそうな

メイド服を俺自身で探したかったんだ

もちろん日本に詳しい

ギョンスに色々メイド情報を聞いて

この目で何人ものメイド服を見て

これだって思えるのに出会えた

そして今初めてのメイドカフェに潜入

このメイド服の写真撮りたいな

『すいませーん！写真撮ってもいいですか？』

「はい！ご主人様！いくらでもどうぞ！何なら一緒に撮りましょうか？」

俺が一緒に撮るのは躊躇していると

「ジュンミョン、せっかくだから一緒に撮ってもらいなよ。私撮ってあげるから。好きなんでしょ？メイドさん、萌えるんでしょ？」

えっ？何言ってるの

俺はAがこのメイド服を着てるのを

想像すると萌えるんだよ？

決してこの人がメイド服を

着てるから萌える訳じゃないんだよ？

俺はAに促され

メイドさんと写真を撮る

Aにも一緒に撮ろうよと言うと

「私はいいよ。写真撮られるの嫌いだし。2人で撮りな」

そう言われ

俺のデジイチで写真を黙々と撮る

そしてこっそりと

『すいません。このメイド服って着る事って出来ますか？』

「えっ？このメイド服をですか？まさかご主人様が着るんですか？確かに色白なんで似合うとは思うんですが…」

ん？

ご主人様が着るんですか？？？

ん？

えっ？俺が着るって思われてる？

まぁ確かに俺が着ても似合うとは思うけど…

って…違ーーーーーーーーーーーう！！！

俺は首を横に振って違う事をアピール

メイドさんに小声で理由を話すと

「なんだー！私てっきり笑じゃあ店長に聞いてきますね！」

そう言って奥に入っていった

「ねぇ、ジュンミョンとーっても楽しそうに何話してたの？」

『えー、実は…』

おっと危ない！

危うく言っちゃうとこだった

これはAにサプライズだから

内緒にしなくっちゃね