第18話 リレーの時間 ページ18
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お昼を挟んで、午後の部が始まった。
私は、相変わらず木陰でのんびりしている。
そうこうしているうちに、私たちの学年のリレーが始まった。
脚力に自信のありそうな人たちが、それぞれウォーミングアップを始めた。
言ってたとおり、豪炎寺くんもそこにいて、木陰で休む私に気づくと、軽く手で合図してくれた。
「がんばってー」
たぶん届いてないけど、一応応援しとく。
そして、豪炎寺くんの3つ隣の列には、鬼道くんがいた。
さっきのいろいろを思い出して、頬が熱くなる。
あの鬼道くんが、私に。
今の私、すっごくおかしいから、鬼道くんが目に入るたびに、胸がきゅーって苦しくなって、鼓動が早くなる。
これって、私が鬼道くんのことを意識しすぎているから？それとも……？
ああもう、どうしよう。
体育座りのまま、膝に顔を埋めてぎゅっと身体に力を込めた。
パン！と大きな合図とともに、一斉に走り出した。
どのクラスも順調にバトンが行き渡り、ついにアンカーの元へ。
うちのクラスの豪炎寺くん。隣のクラスの鬼道くん。
両者一歩も譲らない争い。
響き渡る歓声。
ゴールまであと少し。
ハラハラする展開なはずなのに、私はどこか上の空で。
さっきの鬼道くんの腕のぬくもりと、
なぜか、いつも隣で笑ってくれる豪炎寺くんのことを考えていた。
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pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもありがとうございます！ゆるゆる頑張ります（＾ｖ＾） (2020年4月24日 23時) (
レス) id: d65527bd76 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 真っ赤な空の下でから来ました。ここまで読んだだけでわくわくどきどきが止まりません！pommeさんのペースで頑張って下さい！ (2020年4月24日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pomme | 作成日時：2020年4月19日 10時
