第1話 イタズラ ページ1
.
眠い。
眠い。
めちゃくちゃ眠い。
よし、寝よう。
眠いときには寝るのが一番だから。
そうやって、机に突っ伏して3秒後。
誰かに思いっきり肩を揺さぶられた。
「あ〜もう……揺さぶらないでよ〜今から寝ようとしてるのにさあ」
顔を上げると、やけに涼しい顔で私を眺めている“あの人”。
ムカつく……。
「おい、そこ!うるさいぞ!」
「っ、はぁい、気をつけまーす」
先生が私を指差して怒鳴った。
どうして私だけ……。腑に落ちない。
「何で私だけ怒られなきゃなんないの」
キッとにらむと、鼻で笑われた。
もう。なんなの、ほんと。
頬杖をついて窓の外を眺めていたら、軽く肩をたたかれた。
振り向くと、ノートにでかでかと“すまん”って。
なにそれ。ちょっとうける。
思わずニヤッて笑ったら、向こうも小さく微笑んだ。
そういうのされるとさ、ね、怒れないじゃん?
まあ、別にいいんだけど。
77人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもありがとうございます!ゆるゆる頑張ります(^v^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: d65527bd76 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 真っ赤な空の下でから来ました。ここまで読んだだけでわくわくどきどきが止まりません!pommeさんのペースで頑張って下さい! (2020年4月24日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:pomme | 作成日時:2020年4月19日 10時