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第5話 想い ページ5

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「Aちゃんさ、うちの本屋で働かない?」


「えっ、ユウさんのとこで?」



ユウさんの実家は代々続く古本屋さんだ。身近なものから貴重な書籍まで取り揃えているらしく、ファンも多い。

もちろん、私もその一人で、本棚に詰まっている本のほとんどはユウさんのところで買ったものだ。




「Aちゃんのお母さんは、美香子はね、旦那さんがいなくなってからずっと、『私がいなくなったらAをよろしくね』って。いつもそう言ってた」


「お母さんがそんなことを……」




初耳だ。

お母さんは暗いところなんか全く見せない、明るい人だった。

だから、そんな風に、自分がいなくなった未来を想像しているとは思わなかった。





「それでね、考えたの。“Aをよろしくね”って、どうすればいいんだろうって。

ここに私が住むのは変だし、通い妻みたいになるのも変じゃない?それだとAちゃんの方にもストレスが溜まりそうだし」


ユウさんは、『ね?』と私の方を見る。




「だから、ユウさんの本屋さんで働かないかってこと?」



「うん。それが一番ちょうどいい方法なんじゃないかな。美香子に言われたのもあるけど、私自身、Aちゃんのことが大好きだからさ。Aちゃんのこれからを、美香子の分まで見届けたいの。無理にとは言わない。興味が湧いたら、いつでもお店に寄ってね」





ユウさんは、それを伝えたあと、『じゃあね』と手をふって帰って行った。

第6話 お仕事とは→←第4話 来客



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pomme(プロフ) - なの。」さん» うわああ、ありがとうございます……!!作ってよかったって思えました(;_;) (2020年4月1日 23時) (レス) id: 8b0e929018 (このIDを非表示/違反報告)
なの。」(プロフ) - こんな素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうございます.........!!尊すぎて何て言ったらいいのか分からないのですが、もう、好きです(語彙力)更新本当にお疲れさまでした!! (2020年4月1日 19時) (レス) id: f8911c1a4d (このIDを非表示/違反報告)
pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもコメントありがとうございます!たしかに、豪炎寺さんなら対抗できそうな予感……。楽しみます!(^o^)! (2020年3月29日 21時) (レス) id: bbbf9b9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - pommeさん» 完結おめでとうございます!とても楽しく読ませていただきました!この主人公ちゃんの優しさと言ったら敵うものはありませんね!あ、豪炎寺がいたか…←お疲れ様でした、あつ森楽しんでください! (2020年3月29日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
pomme(プロフ) - イナイレ大好き人間さん» ありがとうございます!私はあつ森に時を吸われるクソ人間です(適当) (2020年3月29日 12時) (レス) id: bbbf9b9cb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pomme | 作成日時:2020年1月12日 1時

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