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63話 ページ20

まふまふsaid



さあさあさあやって参りました、お化け屋敷!


お化けってあれだよね、幽霊とかゾンビとか。



Aにいいところ見せるチャンスだ!


なんて少しテンションがあがっている。




お化けを怖がるAを僕がかっこよく守るというなんともありきたりな展開を期待している。




お化け屋敷のお化けは人間だって言ってたし、多分そんなに怖くないだろう。




と、簡単に考えていた僕がバカでした。









入口のところで懐中電灯を渡された。



べ、別に怖くなんてないもんね!?



僕は内心かなりドキドキしながら進んでいたが、隣にいるAは特に怖がる様子がない。



あれ、もしかしてAってお化けとか大丈夫系な人?


そしたら僕の計画と違うじゃん……と若干焦ってきた。



どうにかしてかっこいいところを見せなければ……と考えていると、




ガタガタッ


まふ「ひぃっ……今のなに……」


『ロッカーの中から聞こえたね。』




物音だけでびっくりするなんて、情けないなぁ僕。



「ばあぁっ!」


まふ「うわああぁぁっ……」




目の前に血だらけの男の人が出てきた。



思わずAの後ろに隠れた。



『リアリティーすご……』



Aはどちらかというと興味津々であった。




ビクビクしているうちに次々とお化けが出てきた。



僕はというと……



『まふまふさん、腕痛いです……』


まふ「……。」




Aの腕を思い切り掴んでいた。


流石にもう無理だ、怖すぎる。





結果的にかっこいいところを見せることができないまま、お化け屋敷は終了した。

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starlily(プロフ) - 鉈君さん» おぉっ!書いてみます!リクエストありがとうございます! (2020年3月28日 1時) (レス) id: f931f235d1 (このIDを非表示/違反報告)
鉈君 - リクエスト、なんですけど、。あの、どっちでもいいので風邪引いて看病する所が、みたいです (2020年3月28日 0時) (レス) id: 2979a296ed (このIDを非表示/違反報告)
starlily(プロフ) - ちょこさん» 返信遅れて申し訳ありません。その後話ですか…書いてみますね!リクエストとかあれば番外編として書くこともできますよ! (2020年1月24日 2時) (レス) id: f931f235d1 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2020年1月7日 18時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
starlily(プロフ) - 夜空(主にDS)さん» ありがとうございます!終わり方個人的に不安なとこあったのでそういって頂けると有り難いです!最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!! (2019年10月21日 20時) (レス) id: f931f235d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:starlily☆ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月30日 18時

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