少年団のPDニム (ページ24)

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壁ページ24

ユンギさんとは会った時から壁を感じてた

一緒に踊ったホソクオッパはあれからダンス友達になって、夜通し踊ってると朝にきて、２人で少しの時間踊る
これはメンバーみんな知らないんじゃないかな。ホソクオッパがメンバーに言ってなければ

ジミンさんは変わらず、しなやかにダンスを踊っていて
前よりは、しなやかな考えで頑張ってるみたいだった

テヒョンさんはそんな親友を気にしつつ
自分も負けじとがんばってるし
マンネのジョングクさんも変わらずヒョンたちに食らいついてる
私には壁があるというよりかは、人見知りされてるなって感じだけど嫌な感じではない

ナムジュンオッパとは、よく作業してて話すけど、頭が良すぎてたまに着いてけなくて笑っちゃう時あるし、
ジンオッパはなんでもない時によく笑わせてくるから、本当に好きだ

こんな風に少しずつ仲良くなってオッパ呼びもできる関係になっている中
ユンギさんだけには見えない壁があった

もともとこういう人なのかななんて思ってたけど、メンバーや他のPDに対する接し方を見てると
どうやら私だけの壁みたいだった

私のあの勇気を振り絞った質問に答えることなく、結局空気に耐えれず逃げてきてしまって
あの日から２週間ほどがたった

変わらずユンギさんは”ユンギさん”のままで私に冷たかった

それが辛いとかじゃなくてただ、私は本当のユンギさんを知りたかった
これから一緒に音楽をしていく上で間違えたユンギさんの捉え方をしたくなかった

I need Uの歌詞が完成して、PD達から私の声でガイドボーカルを歌ってほしいと言われたから
今日はそのレコーディングを一人でしてた

まだ、私専用の作業室はなくて共用の作業室で作業をしてたら
ユンギさんが入ってきた

ノックもなしに入ってきたからびっくりした

ちょうど、もう曲の終わりだったし、ユンギさんが使いたいならって思って「使いますか？」
って聞いたら

YG「あ、いや、USBしらね？いつも俺が使ってる」

「あーあの黒の・・・」

YG「うん、そうそう、知らないならいいけど」

そう言いながら、ユンギさんはチラッとパソコンを見て「あ、それ、もしやI NEED U？」って

「そうです。ガイドボーカルを入れてます」

YG「聞きたい」

「どうぞ、途中までですけど・・・」

ユンギさんが隣に座ってきてパソコンの操作をすると流れ出した音楽

一通り作業し終えてるところまで２人で聞いた