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「なぁにぃ、金魚ちゃん。お家に帰りたくないの？帰らなきゃいいのに」
「わぁ〜フロイドやっほ〜」
「やっほ〜ベタちゃん♡」
腰に腕が巻き付いてきて抱き着かれた
リドルを見上げていたのに今では見下ろしている形になって足は宙ぶらりん状態
されるがままの状態にアザラシくんに「猫みたいなんだゾ！」と指をさされた
「アザラシちゃんうるさいー。ベタちゃんは今日も軽くていい匂いするねぇーずっと抱きしめてたぁ〜い♡」
「駄目ですよ〜アザラシくん。人を指さすのは〜、メっ！」
「叱り方が高校生とは思えない…!」
小エビくんが「萌え…もしやA先輩って萌え属性…!?」と何やら驚いているのをカニくんとサバくんが心配そうに…いや、呆れているように見ている
「おーい、ユウ〜？…完全に自分の世界に入っちゃってんな」
「いつものことなんだゾ！」
「わぁ〜なんか凄い誇らしげ〜」
「いつもなんだ…。結構ユウちゃんってAちゃん並に変わってるよね」
「え〜？皆さんにソレは言われたくありません〜」
ケイト先輩の言葉に賛同するかのように皆頷いた
不服である
というかこの学校にまともな人って中々居ないと思う
みんな一癖二癖あるのだから
「あー！いいこと思いついた〜！ねえねえ金魚ちゃん。
オレたちも帰らないしさぁ、一緒にガッコ―に残ろうよ。あはっ」
「……突然なんだい、フロイド。
何も知らないくせに、口を挟まないでくれないか。不愉快だ」
「そうですよ。ご家庭の事情に首を突っ込むものではありません」
「それにリドルの覚悟を棒に振るようなものですよ〜！メっですよ、フロイド」
肩を軽くたたき下ろしてもらう
人差し指をフロイドの口元に近づけ「メっ」とやると不満そうに「えー」と言った
「だってさあ、ジェイド。いつも同じメンツで年越すの、つまんないじゃん。
アズールも、金魚ちゃんなら小さいから飼っていいって言うと思うし〜」
「その時は私がもど…」
「今、なんとお言いだい？」
空気が変わったような違和感がし、振り返る
リドルを見ると、怒っているのがよく分かった
……コレ、巻き込まれたりしませんよね…？
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ゆき桜(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年8月10日 12時) (
レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
てゃん - 続きが気になります！更新頑張ってください^^ (2020年8月10日 3時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁兎 | 作成日時：2020年8月8日 15時
