32話 ページ42
「気になるあの人と急接近、カ……子猫ちゃんはもう既にボクのものだシ、どうしようかナ……」
そう呟いたボクは思い立ったらもう彼女へ電話をかけていた。
§
『……?夏目くんから電話だ』
珍しいな、と思いつつ、それに応じる。
《あ、子猫ちゃん?確か今日まではプロデューサーの仕事って休みだよネ?》
『そうだよ』
《良かったら今日、帰りにデートでもしようカ》
『ふふふ、私の占い聞いたでしょ』
《まァ、それもあるけド》
『?他にも何か……?』
けどって何だろう。
《ほラ、明日からはまたプロデュース始まるでしょ、だかラ……他の人と沢山触れる前ニ、少し独り占めしたくなっちゃってサ》
……!
『独り占め、かぁ。えへへ、何だか嬉しい。いいよ、どっか行こ』
──独り占め。そんな単語が夏目くんから出てくるとは思っていなかった。
《じゃあまた放課後ネ》
『うん!』
放課後デートってやつかな。楽しみ。
「A、何だかご機嫌だね?」
『スバルくん。うん、そうなの……♪』
「さては、夏目関係だな〜?」
えっ、そんなに私って分かりやすい??
「当たりか!今『えっ』っていう顔してたよ!」
「えぇ〜、そんなに顔に出てたかな〜」
でも、それだけ楽しみなのは事実。
ああ、早く残りの授業終わんないかな〜
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ(プロフ) - レイナさん» おお!私の友達は、単発でゆうたくんきたらしいです…… わかりますそれ!笑あってる…嬉しいんだけど違うんだよ……!!ってなりますよね~笑 (2018年2月3日 1時) (レス) id: 6c0f05bafb (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - ユキさん» ジュエルのやったら☆4の夏目来たんですけど、あってるけど違うなってなりました笑 (2018年2月1日 22時) (レス) id: 5e8b66f1f1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - レイナさん» 返信ありがとうございます!夏目くん推しですか!エキセントリック引けなかったので、誕生日にスカウトしようかな、って思ってたら夏目くんスカウト来てウッてなりました……笑 いつか来たらいいですね…! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 6c0f05bafb (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - ユキさん» えと、コメントありがとうございます!私も夏目押しなので全力で同意です。 (2018年2月1日 21時) (レス) id: 5e8b66f1f1 (このIDを非表示/違反報告)
三閑瞳佳。(プロフ) - ユキさん» いえいえ…… まあ猫耳夏目くんなんてあったらそうですね← (2018年1月29日 22時) (レス) id: 0c125ebf1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蜜柑みか,レイナ x他1人 | 作成日時:2016年12月4日 0時