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タクシーに約15分揺られて着いた先は、30階建てのタワーマンション。
インターホンを鳴らすと、はーい、と言う声が聞こえてロックが開き、正面玄関に入れば、どでかいロビーにはシャンデリア、コンシェルジュ…って高級ホテルかここは。
エレベーターに乗って30階に着き、3001号室の前に立つと、無意識に一呼吸して、部屋のインターホンを鳴らす。
あーめっちゃ緊張する。
「どーぞ、いらっしゃい」
鍵が開いて出てきたAちゃんは、髪の毛はお団子、白のタンクトップに小さめのパーカーを羽織って、下は黒のスウェットパンツ。
すっぴんやのに肌はめっちゃ綺麗で、いつもの甘いバニラの匂い。
完全にオフモードの五十嵐Aを見ているのに、「可愛い」以外の言葉が頭に浮かばない俺は、自分で思ってるより相当彼女に惚れてるんかも知らん。
「お邪魔しまーす」
平静を装って靴を脱ぎ、廊下を歩いてリビングに着くと、一人暮らしには広すぎる部屋。
「うわ、ひっろ！」
「めっちゃリアクションいいね」
あはは、と笑うAちゃんを見て、よっしゃ掴みオッケーなんて、俺は最近バラエティの出過ぎやな。
「ここに一人で住んでるとか、部屋余ってるんちゃうん。俺住もかな」
「いいよー、住む？」
「いや本気にすんで、俺マジで」
「ふふ、いいよ全然」
冗談なのか本気なのか、何を考えているか全く分からない。
こういうところもきっとAちゃんに惹かれる要素の一つ。
「私ビール飲むけど」
「どーぞどーぞ。未成年はコーラ飲んどきます」
Aちゃんが冷蔵庫から缶ビールを出してきて、透明ガラスのダイニングテーブルの向かいに座り、かんぱーい、って言いながら俺が買ってきた蕎麦を食べる。
幸せすぎるオフ。
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a(プロフ) - コアラさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月21日 17時) (
レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - るるるさん» ありがとうございます！嬉しすぎます。。更新頑張りますね！ (2019年1月21日 17時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ - 続きがとても楽しみです！頑張ってくださいね (2019年1月21日 16時) (レス) id: 4ddbf6bb99 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - いつも拝見させて頂いております。こんなに面白くてワクワクして続きが気になる作品に初めて出会いました。いつも更新楽しみにしております！ (2019年1月16日 15時) (レス) id: e03c1e5a40 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 叶恋さん» わー！嬉しすぎて泣きそうです！ありがとうございます！頑張りますね。 (2019年1月13日 22時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a | 作成日時：2018年9月11日 23時
