王女 花火 ページ9
.
イル「わぁ〜!どこも気合入ってますね!」
キリヲ「せやろー、いい披露をしたバトラには賞も与えられるし、ランクの昇級もあるかもやしなあ」
ワイワイ、ガヤガヤ、沢山の悪魔で賑わう準備会場
魔獣バトラ、魔術開発バトラ、サキュバスバトラ
どのバトラも華やかで面白そう
イル「楽しそうですね!」
キリヲ「よーし、うちらも負けてられへんなあ!目立つ設置するぞーー」
___と思ったのだが
いざ準備会場についてみると他の5分の1もないスペースに魔具研究バトラと書かれた看板
これにはキリヲ先輩も吐血
キリヲ「去年より狭くなっとる…」
これには通りかかった他のバトラのヒトからも「よっ、荷物置きバトラ!」とバカにされてしまう
先輩は言い返すどころが「おおきにー」なんていうものだから「馬鹿にされてるんですよ!怒ってください」というアズくん
キリヲ「やーもう慣れてしもうてて…けど皆には申し訳ないわ、僕のせいで…
3年なのにランクが
申し訳なさそうな先輩に入間くんは「大丈夫ですよ!」とフォローする
イル「大事なのは披露の内容です!例年はどんな披露を?」
キリヲ「えーっと、新作の魔具を並べてこんな感じに…」
先輩は積んできた魔具をおもむろに積み重ねる。出来上がったその光景はまさに
『これは…』
イル「っ、荷物置き場!!」
キリヲ「でも今年は新入団員が入ったし皆のしたい事もききたいわあ」
バトラでしたい事…そうね、せっかく皆で入団したなら
イル「僕は…前に先輩が魔具でキレイに輝かせた光に感動したので、他の人にも見てほしいです…」
アズ「私は家系の証たる火炎の魔術であればお力になれるかと」
クララ「私はドーンでドバーンで、バカーンって派手なのがいいな!」
『えっと、私は皆で一つのことをしたい…かな』
キリヲ「なんや、まとまりないなぁ」
イル「ですね、光で火炎でドカーンでドバーンで、皆で出来る…」
皆の要望はまぁバラバラでまとまり様がない
そう思ったその時、入間くんが「花火だーーー!!」と聞きなれないワードを口にした
358人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
八つ橋 - こんばんは、更新ありがとうございます。これからも影ながら応援しています。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月21日 22時) (レス) @page7 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 八つ橋さん» ご愛読ありがとうございます!更新がんばります (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、夢小説全部見させてもらいました。全部面白かったです。お身体にお気をつけて下さい。 (2022年10月9日 23時) (レス) @page1 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年9月27日 18時