奏でさせるそれが作曲家 無限の星のため 【あんスタ】

176話 ページ30

茨side

世の中には善人のほうが多いですし、悪人である方が競争相手が少なくて、楽ができるっていうのに…あ〜あ、自分も焼きが回ったもんですね

今の俺を見たらあんたは笑いますかね、いや、褒めてくれるでしょうか弓弦

あんたは徹頭徹尾、俺への評価は腕前はいいが精神面に難があるって感じでしたけど…再考を願います教官殿！自分はいいものを食べてストレスなくすくすく成長し、あんたを丸呑みできるくらい大きくなりましたからね

そして…A正直なんであんたがこの世界に入ってきたのか最初は謎でしたよ。ニュースで色々しってあんなことがあったのに…バカなのか、Mなのか？って思いましたけど

正直分かった…って感じはしなくもないですけど。自分はどこか嫉妬していたのかもしれない…あんたに最初…裕福だからこそ羨ましかった。けどあんたはただの人形だった余計腹が立った

それでも目が離せなかった…あの時のあんたは弓弦に会う前の俺に似てたからなんでしょうかね…だからこそあんたを気にかけた。これが終わったらあんたは決着をつけるって言いましたね

自分は決着ではないですが、見守ってあげますよ立場はあんたの方が上だったかもしれないですが。これでもあんたの幼少期を見てあげてるんですからね…思い人がちゃんと決着付けるとこくらい見ますからね。決着付けられたなら自分は最低野郎に戻ります、それまでは同級生の昔馴染みとして接してあげますよ、A

〜終了〜

『…うん、問題はなさそうだね…(茨、ありがとう。あんたは自分で最低野郎なんか言ってるけどやっぱそんなんじゃだめだよ悪人慣れしちゃいけないと思う…私は知ってる茨は昔から人思いなところはちゃんとあるって、弓弦も私も何も言わないよ)』

音響室からはAが、観客席からは弓弦が茨のライブの様子をしっかり目に焼き付けていた。

そしてEdenのライブが終わる、次はTrickstarの出番となり北斗に支えられながらスバルがステージの上に立っただが必死にスバルは自分の足で、自分の言葉で自分の父の事を話すためステージを歩いた。そんなスバルの前にカメラが近づいたため真は苦手なカメラに顔を向けてスバルを守っていた。真緒はスバルにマイクを渡してスバルが落ち着くように声をかけていた

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