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173話 ページ27

『みんな、揃ってるようでよかった。マイクの調子はどう?問題ない?』

Aはメインはスタッフに任せ、決勝へと駒を進めたEdenとTrickstarの場所へと向かい、マイクの確認をしていた。

「Aちゃん、怪我の方は問題ない?」

『はい、平気です。英智先輩に少し塗薬もらったんでね、さっきよりは楽ですよ』

日和はいまだにAの怪我を心配していた。Aは気にせず歌を楽しんでほしいためいつも通りに接していた


「………七種、先ほど頼んだとおりに、仕込みは済ませてくれたのか?」

「さぁ?ご想像にお任せします!自分はうそつきですので、あまり信じすぎるのは厳禁です〜とだけ言わせてもらいますね。実際、いざとなれば裏切りますんで、仲間になったとか、ちゃんと最後まで協力してくれるなんて思わないでくださいね。いつでも首筋にかみついてやりますから」

北斗は共通の敵を倒してからというと茨はずっと悩ませていた点がTrickstarによって解決されているためそれは嬉しそうであった

「せいぜい骨までしゃぶらせてもらいますからね、利用価値があるうちは仲良くしてあげます!ただし、いつでも背中に狙いをつけているのはお忘れなく!油断をしたらズキュンと一発、きっついのをお見舞いしてあげますからね♪」

茨がそういった瞬間に首元に違和感が渡り、振り向くとAがニヤついた顔で茨の首筋を人差し指で狙っていた

『そっちがかまれるよ』

「どうでしょうかね?やれるならどうぞ」

2人は先ほど頬をたたかれたり、叩いたり喧嘩したりしていたがそんなことは関係なくいつも通りの雰囲気で会話していた。その様子に凪砂は少し嬉しそうだねと茨に言った

「ぜんぜん!イライラしてますよ!せっかく楽しくなってきたのに横から余計な茶々を入れられたんですからね〜、こっちの予定がパァであります!」

『なんやかんや、あんたもそういうところあるよね。だから楽しそうに見えるんだよ』

「……ん…まぁ…利害も一致してますし良しとします。これより共同作戦を開始します!目的は皆さんを嵌めようとしたコズプロ上層部の糾弾です。こちらでも念のため調査をしましたが、恥ずかしい話やはり身内の不手際でした。

馬鹿じゃないですかね。先人が苦労して揉み消した最大レベルの不祥事を持ち出して自分達も無傷でいられると思ったのでしょうか?今後の芸能界のためにもこの陰謀はここで潰します!」

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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます!ぐだぐだてすが!頑張らせて頂きます! (2021年8月16日 17時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お?主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた?茨頑張れ!あと一押しだ!……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2021年3月20日 16時

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